地所レジ、家族誰もが家事参加できる工夫をした洗面化粧台などを開発
三菱地所レジデンスは、主力の分譲マンション「ザ・パークハウス」向けに顧客の意見を反映したオリジナル住宅設備を3種類開発しました。新たな洗面化粧室「+Habit(プラス ハビット)」のほか、充電ステーション「EYE’S PLUS STORAGE CHARGE」、シューズインクローゼット「EYE’S PLUS SHOES IN CLOSET」で、このうち10月5日に事前案内会を開始する「ザ・パークハウス 板橋本町」の住戸に洗面化粧台「+Habit」を導入します。なお、充電ステーションとシューズインクローゼットは初めての開発です。
今回、同社が最も打ち出している洗面化粧室「+Habit」は、最近のパワーカップルのライフスタイルの志向に合わせて、仕分け・整頓、習慣・秩序、時短・効率のサイクルに着目。洗面化粧室は、すべての家族が使う場所で汚れやすく、家族が無理なく片付けなどを習慣化する工夫やコンパクトな空間で洗濯動線を短く設定することで、家事効率を上げて時間に余裕が生まれるとしています。「家事をしない人にも、やってもらいやすく」(安永理美・クオリティ業務部商品開発・企画グループリーダー)することで、家族の誰もが使えて仕舞えることを目指しています。
3つの商品を具体的にみていきましょう。まず、「+Habit」は洗面台下のスライド収納、奥行きを4センチアップした三面鏡裏収納で、収納場所の定位置化を図っています。三面鏡下のパネルはマグネット収納化、洗面ボウル下サイド収納では洗濯かごを定位置貸して、扉上部の開口部から洗濯物をそのまま投入できるようにしています。
充電ステーション「EYE’S PLUS STORAGE CHARGE」は、、キッチンカウンター下部にオープン空間を設けた収納で、充電するモノの置き場を集約することを提案しています。「EYE’S PLUS SHOES IN CLOSET」は、可動する2 種類の棚板と2本のハンガーパイプを組み合わせて使えるシューズインクローゼットで、ベビーカーを収納できます。玄関収納の困りごとへのアンケートで、子育て世代の約7割がべービーカーを入れるスペースを求めています。また、ぬれた雨具をかける場所に困っている人も約7割いますので、レインコートをかけられるように工夫しています。
2013年から顧客の声を生かした商品開発「EYE’S PLUS(アイズプラス)」を開始。現在、5~6人のチームが開発に携わっている。①顧客の声を集める、②専門チームによる検討、③メーカーと試作品製作、④社内検証⑤物件導入 の一連の取り組みにより、新商品を提供しています。
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