【ストレートニュース】 旧横浜市役所の再開発「BASEGATE横浜関内」、26年春に開業
三井不動産を代表企業に鹿島建設株、京浜急行電鉄、第一生命保険、竹中工務店、ディー・エヌ・エー(DeNA)、東急、星野リゾートの8社は、「横浜市旧市庁舎街区活用事業」の街区名称を「BASEGATE横浜関内」とすることを11月13日に発表しました。2025年12月に竣工、26年春にグランドオープンを予定しています。
JR関内駅、横浜スタジアムに近接する立地で、新たな施設計画と旧横浜市庁舎行政棟の保存・活用により、次世代の横浜を象徴するエンターテインメントとイノベーションの拠点を整備します。「新旧融合」が特徴です。
日本最大級のライブビューイング
DeNAのエデュテインメント施設「Wonderia」では、プロジェクションマッピングなどの技術によって作られた没入感のある空間を楽しむことができます。
プロ野球チームである横浜DeNAベイスターズの日本最大級のライブビューイングアリーナ「THE LIVE」には、幅約18m、高さ約8mの大型LEDビジョンと高性能の音響設備が設置。野球を始めとした様々なスポーツの試合や音楽ライブ等のエンターテインメントコンテンツを飲食と共に提供します。
全国から個性際立つ小型店舗が集うライブ感あふれる飲食ゾーンを整備。出店テナントは全て公募により決定し、地元の繁盛店をはじめとした、個性ある34店舗が出店予定です。
星野リゾート「OMOブランド」初の横浜進出
星野リゾートが運営するホテル「OMOおも7横浜 by 星野リゾート」は、旧横浜市庁舎行政棟「ザ レガシー」に入居します。「OMOブランド」として初めての横浜進出で、これまでに全国17か所で展開しているといいます。
「OMOおも7横浜 by 星野リゾート」は、カフェ・レストラン・バンケット・ローカルガイドアクティビティなどを備えたフルサービスホテル(客室数約280室)となっています。同ホテルは、旭川・大阪・高知に次ぐ4か所目の「OMO7」。
横浜市最大級の「新産業創造拠点」
「タワー」棟の6階には、一般社団法人STELLAR SCIENCE FOUNDATION(ステラ・サイエンス・ファウンデーション)と三井不動産が連携し、ライフサイエンス領域でのイノベーションと社会実装につなげる「新産業創造拠点」が入居するといいます。
三井不動産は、横浜初となる賃貸ラボ&オフィス「三井リンクラボ」として、賃貸ウェットラボ区画の整備を予定。一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパンと連携し、オフィスやラボといった「場の整備」と「コミュニティの構築」を一体で提供します。
また、「タワー」の12階~33階のオフィスフロアは、1フロア2000㎡超、天井高2.8m、奥行き最大約18mの整形無柱空間を整備します。企業の枠を超えたオフィスワーカー同士の交流やイノベーション創出を促進するラウンジ、コワーキングやシェアオフィスを含む、様々な交流が生まれるイノベーション促進施設を整備する予定としています。