考え方のクセに気付く
わたしは世の中をどう捉えているのか?
わたしにはどんな性質があるのか?
わたしはどんな考え方でいるのか?
なぜそう思うようになったか?
こんなことを漠然と考えていました。
自分に興味があるんですね。自分って生まれてからずっと一緒にいるのに、よくわからないと思います。
人は誰でも親からの影響は少なからずあり、多かれ少なかれ認識の歪みがあります。
わたしは、
失敗してはいけない
成果を出さないと認めてもらえない
という思いを持ったまま、ここまできました。
いつからか考えると、小学校6年生のときからだと思います。当時わたしは不登校でした。
学校に行かない自分をダメな存在だと思い込み、このままでは人としてだめになると思って泣いていました。
常に努力してここではない他のところへいく必要があり、それを達成することが自分の成果であり自分の価値になる、と思っていました。
いつも現状に満足していない気持ちでいました。(そして今も、しょっちゅうそういう満たされない気持ちになります。)
大学時代なんてその最たるもので、「修行しなければならない」と思い、嫌だったけど一人暮らしをして、キツい部活に入って辞めずに続けたし、苦手意識のあった接客のバイトもがんばりました。
楽しんではいけない、と思っていたのです。
そういう意識で無理して生きてきたので、わたしの場合は32歳になる年に限界がきました。
たぶんこのときも、無理したらがんばれたと思います。倒れたわけではなかったし、体は丈夫で健康体だったと思います。ただ涙が止まらなくなって、もうがんばれない、と思いました。
そのときは、これまでの自分の考え方のクセに気づいていませんでした。
仕事を休み、実家に戻り、いろいろ考えているうちに気づきました。
なんと自分で自分を追い込んでいたことか。
これからは、人生楽しんでいいんだよ、と楽に生きていきたいです。
しかしあまりにも自分を責めて生きてきたので、一朝一夕で変わるはずはありません。少しずつ変わっていけるように、試行錯誤していきます。
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