ふっと思い出す すぐ消える
去年1年間くらいの記憶がよく思い出せない。すっぽり消えてるかとおもうくらい、よく思い出せない。
でもたまに、ほんとうにふとしたとき、ふっと思い出す。
ああ、こんなことしたな、とか、こんなものたべたな、とか、ほんとうに些細なことだ。
すぐ消えてしまうけど、さいきん、思い出す回数が増えたようにおもう。
すなおにそれがうれしいのだ。
よく思い出せない1年間ほどはわたしにとって、だいじで、でもすごくしんどかったりもしたものだ。
でも、はっきりいえるのはあってよかったものだとおもう。
その1年ほどがあったかないかでは、ぜんぜんちがう。いまのじぶんに会えてなかった。よかった〜と安堵するくらいひつようなものだ。
でも、たぶんわたしの中で衝撃がつよすぎて、その渦中から抜けた直後はほんとうに思い出せなかった。
記憶から消し去ろうとしてる?とおもうくらい。
でも、そうじゃない、そうじゃなかったね。整理するのにじかんがひつようなだけで、ちゃんとじかんをかけてわたしになるね。
よく思い出せないし、思い出してもしんどくなってしまうときもある。
わたしはまちがってたのかな、なんて思うときだってある。
でも、そうじゃないね。不安でぐらぐらしても、わたしはそうじゃないっていいつづけたいなあ。
これから冬がくる〜〜!わたしは冬がすきだ!
雪がふったらおっきい雪だるまをつくりたい!かわいいコートをたくさんきたい!もっこもこの帽子をたくさんかぶりたい!
だいすきなものを抱きしめて、ふっと思い出すものをみつめるね。