ひらけた
急にひらけた。
視界がぐーっと、びっくりするくらい、ひらけた。
あれ、なんでだ、さっきまでこうだったっけ?昨日のよるはどうだった?あれ?とおもってしまうくらい、とつぜん、ひらけた。
「まあいろいろあるけど、きっとぜんぶだいじょうぶだね」と、微笑んでる。
なんで微笑んでるんだ、訳がわからないけど微笑んでるならだいじょうぶなんだろうと思わずにはいられない。
急だ、ほんとうに、とうとつだ。
びっくりしてしまう。
ひらけたことにきづいて、後から振り返ればそういえば予兆はあったか?と思う点はぽつりぽつりある。
けど、ひらける決定打になっているとは思えないようなちいさいことだ。よくわからないなあ、ほんとうに。
でもまあ、わからないか、わかるわけないか、そうかそうか。そういうものかあ。
これまで悩んでいたり、ずーんとしていたのがうそみたい。強がりじゃなくて、ほんとうにひらけてしまった。
すごいなあ、こんなことあるのか。べつに何か起きたわけじゃないし、なにかがわかりやすく好転したわけじゃあない。
きもちのもんだいだ、目に見えないところのことだけど、たしかにわかる、だってひらけたんだもの。
たくさんあそぶ、たくさんわらう、たくさんしゃべる、たくさんたのしいねっていいあう。
きょうはいいひだ!と思ったから残す。