天星十二穴治雑病歌(9)
原文
其七
太衝足大指,節後二寸中。動脈知生死,能医驚癇風,咽喉并心脹,両足不能行,七疝偏墜腫,眼目似云朦,亦能療腰痛,鍼下有神功。
ここにも()がありましたが、不自然なのでもう割愛しましたw
太衝穴とは足の親指と人差し指の間を足関節の方へ触っていくと動脈の拍動を感じるところです。
この動脈が感じない、弱い、感じる、強い等で本人の瞬発的な気の流れ、強さが分かり、そこから生死を測る事ができます。(鳳凰堂流としては、衝陽、寸口の3点は診たいところですが、臨床20年以上で数回しか使ってません)
驚風、癲癇、喉と心が同時に張っている場合、足が動かず歩けない、あらゆる酷い痛みがある状況で片側だけが腫れている、目がうつろ、腰痛にも効く場合がある。鍼を下せば神のような効果がある。
神のような効果に、鳳凰堂流はひっかかりますw
その場の効果は本人の越えるべきハードルを見えなくする可能性が高く、本当に悩み抜いた人以外は人生の邪魔になる場合があるからです。
鍼灸師としては有り難い話ですが、マニュアルとして使う人は上記程の効果は出せません。
経穴(ツボ)を使うにも、心、技、体(全力)でなければ、受ける方は全霊で受けてますので。
言い換えると、脈を診るだけ、予約をしただけで改善される場合もあります。
全て患者さんの気の問題ですので。