鳳凰堂流占断術 中伝 四柱推命
九星気学では生年月日によって本命星、月命星、日命星、時命星と分けましたが、
四柱推命では六十甲子を使い、
生年月日をそれぞれ年柱、月柱、日柱、時柱とします。
助数詞(中国語では量詞)が神を数える時に使うものと同じものとなっているのが意味深いですね。
そして、六十甲子は十干と十二支の関係性によって判断します。
例えば、己酉年辛未月乙未日であれば、
年柱は己酉
月柱は辛未
日柱は乙未
となります。
年柱はご先祖様或いはご両親の気が宿ったもの
月柱はご両親、或いは兄姉がいればその想いが宿ったもの
日柱は自身の気が宿ったもの
時柱は子孫の気が宿ったもの
と考えます。
これによってその人がどんな星に該当するかが分かります。
〇生年月日それぞれの関係性
己酉は陰土と陰金で構成されている為、相生関係にあり、
辛未は陰金と陰土で構成されている為、小逆関係
乙未は陰木と陰土で構成されている為、相剋関係となっています。
以上のようにして生年月日を用いて、様々な関係性からその人の性質、大きく表現するとその人の魂の方向や色を理解します。