茨城県 銀行のいいビル
茨城のヴィンテージ系かっこいい銀行ビルについて。
【茨城県結城市】結城信用金庫
キャッチフレーズは「地元とともに心はひとつ」。屋上の塔屋にも「心」の字が描かれている。
結城と言えば結城紬で栄えた街であり、結城紬のことを調べると大変に深い歴史がある事が分かる。そしてそのような歴史ある街には、良い感じのビルの銀行があったりするのだ。うん、ハンサム。
銀行のある大通りから一本入るとトタンの塀、瓦ぶきの屋根、曲がりくねる路地、古い街灯、と時が止まってしまったような風景が目に飛び込んでくる。観光地化されていないけれども長い歴史のある場所というのは、このような物が見られるから行くのをやめられない。
つぎに紹介したいのは水戸の銀行。
【茨城県水戸市】東日本銀行水戸支店
こちらはとても立派なビルなので、本社ビルかと思ったのだけど、本社(本店)は日本橋のようである。ただ沿革を見てみるとこれがちょっと面白い。なんと始まりは水戸のようなのである。だからこの水戸支店が立派な建物なのか、と納得。
さてそんな水戸も水戸藩の水戸であり、みどころが沢山あるのだが、私が個人的に気に入っている街の写真はこれ。
駅舎を出て、このようなロータリー(通気口あり)が広がっていると「これはいい所に来たぞ」と胸が高鳴る。
水戸と建物に関してはまたまとめられれば書きたいところ。
【茨城県土浦市】筑波銀行 本社営業部
ビルの角部分に会社名が記されているタイプの銀行ビル。上で紹介した2つは屋上の塔屋に社名のアイコンマークのようなものがついており、上だけ見ると若干カジュアルな印象もあったが、こちらは茶色の金属?パネルと連続窓で、迫力がある。エントランス近くの石積みの壁もこの雰囲気に馴染んでいる。
土浦という街も水陸交通の要であった歴史から、上の70年代あたりのビルよりももっと前の近代建築などが多く残っている街。ビルも商店建築も楽しめてしまう街だ。
まとめ
街歩きに出て撮ってきたかっこいい銀行ビルの写真を集めたら、偶然3枚とも茨城県のものだった。茨城にはまだまだかっこいい銀行が残っているのかもしれない。