時が止まった部屋 -遺品整理人がミニチュアで伝える孤独死のはなし-小島美羽2019年原書房№502
増え続ける孤独死。
日本では年間3万人。
孤独死が問題なのではなく、
発見されるまでの期間が問題。
著者は遺品整理人。
孤独死問題を伝えたいと、
生々しい現場をミニチュアで再現。
現場写真ではあまりにもリアル過ぎ、
かつ、個人が特定出来るので
ミニチュアを学んだそうですが、
かなりのクオリティー。
近所付き合いがなくなり、
親子関係も希薄になっている。
孤独死は他人ごとではありません
■ペット問題
孤独死の発見が遅れると、
ペットの生死にも関わる。
なぜか多頭飼いの人が多い。
主の傍で亡くなっている子も多い。
警察は遺体は運び出すけど、
ペットは生きていても
死んでいてもそのまま。
生きている子は遺族からは
「殺処分」をお願いされることが多い。
■自殺
案件の11%は自殺。
若い男性が多い。
だいたい部屋は綺麗に片付いている。
壁に「ゴメン」と書かれたミニチュア。
■故人の友人???
孤独死の住居の清掃をしていると現れる。
著者が担当した案件では出現率80%!
自称「友人」。
彼らは作業中に現れて、
お悔やみの言葉を述べることなく
ずかずかと入ってきて、
「これは故人に頂く約束をしていた」とか言い、
金目の物を持って行く。
遺族は憔悴しきっているので
闘う気力がなく、
譲ってしまうことが多い。
【感想・行動】
驚きがいっぱいでした。
以前にも遺品整理士の著作を
いくつか読んでいますが、
ミニチュアがリアル過ぎて、
この作品が一番、現場の状況が
伝わってくる。遺体の体液もリアルに
表現されていて、現場の人でないと
わからない世界。
私たちは死亡率100%。
日本は突出して孤独死が多いとのこと。
是非、この現場を、知って欲しいなと
思います。知ることで防げることがある。
↓こちらの作品がまた違った角度からの孤独死。
https://note.com/houkochan/n/n20ac154cda1d
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