井上まゆみさんの「死生観」お話会

井上まゆみさんの「死生観」のお話を聞いてきました。
22年5月5日。
井上まゆみさんは、看護師・看取り士・ホメオパシー療法士の資格を持ち自然療法やいのちについて全国で講演されています。
是非、わが町にやった来た時には、会いに行ってみてください。

かつて、当たり前だった
「自宅で生まれ、自宅で死ぬ」
小児病棟でたくさんの命を見送ったこと。
たくさんの症例をあげて教えて頂きました。
子ども達が大人よりもずっと理解力があり、
素晴らしい存在だということ。
「死」に向き合える強さがあるということ。

そして、ご自身の自宅出産のお話。
産む前も、産むときも、産んだ後も
まゆみさんの周りではたくさんの人が
笑いながら、お喋りしていた。
死ぬ時もこんな光景の中、死にたいなと。

人としての尊厳とは。
死生観は人それぞれ。正解はないけれど、
死と向き合うことってなかなかない。
私はどう思っているのか？
それを見つめることが出来る良い機会になりました。

後半のワークでは死を追体験します。
自分が死ぬとき。
大切なものをお別れしていかなければならない。
自分にとって、何が一番大切なのか。
改めて考えてみる。
ひとつ、ひとつお別れしないといけない。
お別れしていく時に涙がポロポロ溢れてきます。
そっか、死ぬってこういうことなんだな。
でも今は生きていて、
その大切なものを全て持っている。
感謝の思いがあふれ出ます。
「どう死ぬかということは、どう生きるかということ」

いのうえまゆみさんの絵本
「さいごのおしごと」

死生観のこと｜いのうえまゆみ｜note
井上まゆみお話会スケジュール (peraichi.com)

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