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財布でひも解く江戸あんない マンガで辿る江戸時代の暮らしと遊び いずみ朔庵 2016年6月 誠文堂新光社
江戸時代のお金事情ってどうだったんだろう?マンガとイラストを組み込んだ解説で楽しく学べます(#^^#)
関西では銀、関東では金が好まれた。お米券の様な商品券が存在した。
■喫煙:装身具の少ない町方の男衆。ここぞとばかりにお金を掛けていた。喫煙率8~9割。キセル12万円。煙草入れ2~8万円。煙草の葉18g160円
■宝くじ:くじを発行できるのはお寺のみ。1等一千万円。宝くじの値段は1枚1万2500円。数人でシェア買いもしていたようです。貧しい人は25~50円から買えるミニくじもあった。
■仕事時間:江戸の人は早起き。明るいうちに仕事をすませたいから。仕事終われば湯屋に行ったりお酒を飲んだり。照明に使う油、蠟燭は高いので夜はさっさと寝る!仕事の実働は4~6時間。その日暮らしが普通だったのでたくさん働き貯金しようという考えがなかった。
■歌舞伎:桟敷席は一間4~6万円。安い席は4千円。一幕だけ見る席は500~2000円。プロマイドは400円。幕の内弁当2500円。本番中でもお客は食事、おしゃべり、喫煙しながらワイワイ楽しみながら観る。「大根役者!」「ひっこめ!」などやじもしょっちゅう。お客を静かにさせるために演技を工夫したり、効果音を使ったり。歌舞伎はお客と役者が一体になって作り上げた文化。
【感想・行動】
ご先祖様の生活、とても面白い。学校でこういうこと教えたら子ども達はもっと歴史が好きになるんじゃない?年号覚えるの意味ある?他にも捕物帳、武士、吉原、骨董屋のことなんかも色々書いているよ。新月は暗殺におすすめの日なんだって!
#いずみ朔庵 #江戸時代#マンガ#お金#小判#貨幣価値#歌舞伎#吉原
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