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『圧倒的タイパ式!正直な新卒就活』    2.就活生からみた就活

 皆さんこんにちは!
「放課後の学校」校長のはやぶさです。
本日は「2.就活生からみた就活」ということで授業していきたいと思います。就活生にとって就活は何をする場なのか?といったところ整理していきます。
 それではより良い明日のために今日も楽しく学んでいきましょう!

 さて、就活生が就活をする目的は、
「社会人生活をスタートするにあたり、最初に所属する企業を決める」というのが一般的だと思います。


 では、就活生が就活ですべきこと(していること)はなんでしょうか?

それは「営業」と「選択」であると考えます。


※これは企業側も一緒です(詳しくは次回授業)

 就活生が就活でしていることをまとめると「営業」と「選択」になるのです。これを今から詳しく説明していきます。

「営業」・・・企業に自分を売り込む。
エントリーをして、自己PRをして、志望動機を伝えて、企業から内定を勝ち取るという意味では、自分を営業して売り込むということになりますね。
これは皆さんもイメージしやすいのではないでしょうか?というより、どこか当たり前な感じもするでしょうか。

営業は簡単に、
1)自分が売る商品について理解する
2)相手のニーズについて理解する
3)相手に対してどの部分をどのようにセールスするか組み立てる
といったところが大事になってきます。
(ここでは一流セールスのスキル的なのは一旦置いておいて)

1)自分が売る商品について理解する
 やはり売りたい商品を売るためには、売りたい商品の全てを理解している必要があります。お客さんがどのような質問をしてきても、その商品について答えられるようにしておかないと、お客さんは商品の良さを理解してくれません。
 就活において売りたい商品とはまさに「自分」のことですよね。ということは自分自身を完全に理解していないと、良いセールスはできないということになります。あなたが家電を買うとき、店員さんが明らかに説明文を暗記してそのまま説明してきている商品を買いたいと思いますか?

2)相手のニーズについて理解する
 相手は何を欲しがっているのか?をしっかりと理解しないと良いセールスはできませんよね。掃除機が欲しいと尋ねてきたお客さんにイチオシの冷蔵庫をオススメしても、買ってくれないどころか「もう結構です」となりますよね。また、複合的で便利な時計を探しているお客さんには、針時計よりデジタルスマートウォッチを勧めた方がいいですね。この(2)のフェーズではとりあえず何をセールスするかは置いておいて、お客さんが何を求めているかを理解してほしいということです。掃除機なのか複合的で便利な時計なのか。
 就活においては企業のニーズ、つまり募集要項や求める人材像、社風、質問の意図をしっかりと理解するということです。例えば営業バリバリの会社であればそこにニーズがありそうですし、そのつもりで選考にも挑めますよね。

3)相手に対してどの部分をどのようにセールスするか組み立てる
 さて、ここでは(1)と(2)を組み合わせていきます。
(1)=(2)であれば完璧ですよね。お客さんが「まさにこのような商品が欲しかったんだ!」ってやつです。相思相愛です。
しかしそう上手くはいきません。
 相手のニーズをしっかりと理解したうえで、自分の特徴が相手のニーズに合致する部分を探してセールスすることが重要です。
 例えば、自分の強みが営業力だとして、チームワークを大事にする人材を求める企業なら、営業力で打ち出すより、営業の際に相手の悩みに寄り添い、その時一番最適な行動する力を強みに出した方が効果的かもしれません。要するに言い方や見せ方です。
 まず、前提として(1)で自分自身のことは理解しているわけですから、(2)の相手のニーズをもとに、ニーズが合致する自身の特徴を探します。
 ここで注意して欲しいのは、嘘偽りは厳禁ということです。後ほど「選択」で記載しますが、「合わないものは仕方ない」ですから、嘘偽りを言ってまでニーズに合致させにいくのはやめましょう。誰も幸せになりません。
作るのではなく探してください。


「選択」・・・受ける企業を選択する、入社する企業を選択する。
 自分が興味のある企業や価値観が合いそうな企業を選択するのもまた、営業と同じくらい大事なことです。

 選考を受けていると採用される側ですから、ついつい営業だけに目がいき、前回授業でお話した通り就活の本質を忘れてしまいます。
「選択」のコツについては今後授業していきますが、
自身の特徴と相手のニーズがどうしても合致しないのであれば、諦める(撤退)するという勇気が必要です。
 不採用通知に自信を失う必要はありません。就活はマッチングの場ですから、需要と供給が大事です。自分がダメで不採用になったのではなく、企業側が求めている人材と自分の特徴が上手くマッチしなかったのだと考えてください。逆に自身の特徴に嘘をつき、無理に相手のニーズに合わせにいったところで、相手は採用のプロですからバレますし、採用になったところで入社しても価値観が合わないでしょうから、幸せにはならないと思います。
ここで前回授業の2つ目の就活の本質である「就活(内定)はスタート」という意味が出てきます。
 企業は採用する就活生を選びますが、逆に就活生も受ける企業や行く企業を選ぶのです。

 さて、就活生からみた就活について総論的に授業してきました。これらをさらに掘り下げた授業は今後していきますので、お楽しみしていてください。
それでは皆さんの明日が今日よりもほんの少しだけ豊かに楽しくなることを願って本日の授業は終了です。

ありがとうございました!

次回予告:3.企業からみた就活

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