最高のサービスができました。リリース1週間で2500時間/年の業務時間を削減するイチサン「フォーム」について
御礼
たくさんの方々に支えられ、無事にサービスがリリースできました。
心から感謝です…β版で1万人ユーザー突破👏
その後も、私たちのユーザーはじわじわと増加🎉
Google Analyticsくんも警告音とともに祝福。
Google Analyticsさん
— マエス (@maes_data) July 18, 2023
「いやいやいや！いきなり増えすぎやろ！」 pic.twitter.com/qfw35M8xGj
そしてイチサンをご利用頂く皆様にお願いがあります。
もし以下の方々にお会いする機会があれば、
「よくやってくれたよ」とお伝えいただけると嬉しいです。
私が感謝しても、しきれない方々です。
・加来純平様：Salesforce Account Engagement連携における技術主導
・小林征矢様：Salesforce Account Engagementの最終テスト及びHubspotマニュアルの最終執筆
・takashin様：イチサンイベント開催にあたりメルマガ作成、ページ作成
・小平剣也様：Adobe Marketo Engageにおけるテストリードとマニュアル執筆者
・増田慧様：Hubspotテスト実装リードご担当
・Otsuki様：プレスリリース作成及びPR施策に関する全般リード
・こあら様：Salesforce Account Engagementのテスト主導とマニュアル作成その他、ネーム記載は今回はご遠慮頂いたものの、有志でお手伝い頂きました数多くの皆様によって、本プロジェクト・開発が完了しました。
サービス開発で意識していることは、イチサンの利用で、どれだけの時間が法人番号関連の業務削減に貢献できたかです。
削減された時間は2500時間であり、これはまさに1年間の社会人の仕事に相当します。社会人1000人程度の仕事が削減できれば、まずはこのサービスは社会的に有益なものと言える…かな？と思っております。
このままでは、御礼だけを書くnoteになってしまうので…ここからは、サービス概要（目的）や技術的な話を書かせてください。
改めてサービス概要を書く理由
上記の記事で詳細は記載されています。
ただ今回は、よりエモーショナルに説明したいと思います。
まず、法人番号を取り巻く市場について説明します。
このnoteをお読みの皆様は、おそらく法人番号に関する基礎知識をお持ちだと思います。ただ、一般的に「法人番号」の存在理由やメリットなどは知られておりません。名前すら知らないケースもまだまだ多いです。
私たちが提供するイチサンフォームは、法人番号の利用を身近に感じていただくために作られたフォームサービスです。イチサンという名前には、[
「13桁の法人番号を身近に感じてもらいたい」という思いが込められています。
このイチサンフォームでは、法人名の入力だけで簡単に法人情報の候補が出力されます。入力者は、社名から自社の名前を入力するだけで済みます。
また裏技があります。「都道府県＋（市区町村）」を追記すると、絞り込みされます。この機能は知っている方だけ楽しんで頂けると嬉しいです。
※積極的にその存在を広めるつもりはありません。
当サービスは基本的に無償提供を末永く続けられるよう調整しております。運営保守や私個人に何かあった場合も、運営継続できる体制を整えてます。
ご安心ください。
理論上、イチサンフォームは、すべてのフォームサービスで実装可能です。
例えば、Account Engagement、Hubspot、Marketo、Wordpressなどさまざまなサービスに対応できす。
また、サービス場はHTMLやCSSが編集できないサービスでも、Google Tag Managerの使用で解決する事例が数多く存在します。
次に透明性と信頼性を担保する仕組み
利用規約
サービスは機能以上に透明性と信頼性が大事です。
その中で「利用規約」が果たす役割は大きいと考えております。
このあたりは非常に慎重に作成しました。
変更履歴はすべてGitHubで公開しています。（これはどうしてもやりかったこと）どんな目的で、どう変更を加えたか、記録しており、私が何に悩んで変更をしたのかもわかると思います。
ユーザー数
今後現時点のユーザー数などは、すべてLooker Studioにて公開します。
（スクリーンショットは7/16にコピペしたものです）
他社のサービス概要を紹介
法人レコメンドフォームには、どういうサービスがあるの？
イチサンを利用頂ければ…すごく嬉しいですが、法人番号株式会社は無料ですが、弱小企業です。
有料でイチサンにはない魅力を提供してくださる企業があります。それらの企業を尊敬の念を込めてご紹介させてください。
1.ST&E（スタンディ）
ST&E様は老舗のフォームサービスです。フォームの選択において、事業所情報なども選択できます。更に業種や電話番号、ウェブサイトの情報までフォーム入力の段階で取得できます。
また驚異的だな、と思うのが医療関係。支店情報まで把握されているため、法人顧客ではあるものの、「医療関係」が多い場合、確実にイチサンよりもST&Eを利用するとおそらく幸せだと思います
もちろん、有料サービスです。ただ、その後の名寄せにかかるコストを考えれば安いはず。レスポンスもすごく早いです。
2.ケンオール
オープンデータの利活用が進みやすいように、さまざまなAPIサービスを提供されており、その一つに法人番号があります。
自社サービス開発などでイチサンを利用する場合、リクエスト数次第ではご相談させていただきたいのですが…ケンオール様は老舗。このあたりも、おそらくヘッチャラです。
起業してすぐに、運営の方々にお会いしましたが、すごく素敵な方々でした。
技術的背景も知りたいあなたへ
ご説明します（イチサンフォームにデータが届くまで）
基本的にX-Server上で管理してます。データ集約からオープンデータの統合。そして読み出しによってデータ提供を実現しております。
また上記のMariaDBにデータを受け渡しは下記のように設定しております。ちなみにこれらのデータは、私がアクセスしようと思っても一切アクセスできません。
そのほかMariaDBからGoogle Analytics に対して、Measurement Protocolを利用して、データを流しております。（これは匿名データ保管文脈で、結構好き）
API利用数をGoogle Analyticsに送信して計測できるようにしております。
ちなみにどのデバイス、どの地域などの情報はAPIリクエスト内容をご覧頂くと分かる通り全部削っています。
「目的のために必要なモニタリングデータは何か？」という観点でプロダクトを設計出来ることは、、、今までの経歴に感謝ですね…
今後の開発サービスについて
イチサン「フォーム」も作成できたので、一段落でしょ？と思われた方…
いやいや、ここからなんです。
すべての人が法人番号を当たり前に利活用して、業務が楽になることを目指してます。実は現在、追加で2つのサービスを準備中です。
多くの方々に大々的に告知したいものですが、こっそりと20名限定で開催します。寧ろギリギリの告知となってしまったので、果たして20名集まるのか…不安ではあります。
ぜひご参加ください！
①イチサン「Salesforce」
先日未管理パッケージで出したサービス。そこから更に進化っ！皆様に安定的に届けられるようにしております。
②イチサン「クレンジング」
サービス名称は悩んでます。
イチサン「フォーム」も、イチサン「Salesforce」もあくまで拡張サービスの位置づけです。元々提供したかったサービスはまだリリースせず。
現在、α版、β版でそれぞれテスト検証頂いておりますが、満足度は高いはず。「神」やら「人類の夢」などリアクション頂いております。
これからも法人番号で多くの方々にワクワクするサービスを提供します。
将来どうするの？
受託開発やアドバイザリーのお仕事で今は資金的にはなんとか賄えておりますし、「法人番号を活用し、データの海を切り開く」が実現できるまでは、サービス提供致します。（一緒になにかやろう！というお話は大歓迎です）
ただ実を言うと、これらは国が提供できると最も望ましいサービス郡だろうなぁと思いながら提供しております。オープンデータを誰もが簡単な形で、様々なサービスとして提供する。これらが国が掲げるSociety 5.0だと思ってます。なので、、、何かご一緒に取り組めたらすごく嬉しいなと思っています！
駄文となりますが、以上となります。ありがとうございました。
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