だれのためでもないこと
今さらながら、明けましておめでとうございます。
新年早々の地震。被災地の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
2024年という年をどんな年にしたいか考えたとき、ふとある人の言葉が思い浮かんだ。
「人間のためでも、誰のためでもなく、それ自身の存在のために自然が息づいている。その当たり前を知ることが、いつも驚きだった」
大好きな星野道夫さんの言葉。
風に揺れる木を見てるといつも不思議な気持ちになる。ただ生きているから生きているという圧倒的事実にいつも驚かされる。
願わくば
誰のためでもない私自身の時間を持てる人になりたい。
誰かの目を気にして物事を決定するようなことがないように。
自分の価値を他人の尺度に委ねないように。
今この時をそのままに。
端的に生きることの幸福と厳しさを味わいたい。