ムダイ

留まる水は腐るけど

溢れ出した水は溢れて止まらない

制限をかけていた

蓋をしていた

怯えていた

それが 誰も幸せになれない道だとわかりながら

傷つけない道だとしても

長い目で見たら

大きく大きく腫れて

さらに触れられなくなるのに

溢れるのなら

道を作ればいい

決壊させて

流れを作るんだ

行き先に障害があるのなら

遠回りするでも

勢いで削り取るのでも

源泉さえ枯らさなければ

諦めさえしなければ

こんな当たり前のこと

トウダイモトクラシ

自分のことを

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