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#0 初投稿!はたして、、、

 なにごとも導入が重要である。
 話の最初が面白くないとどうも聞く気になれないし、出会ったときの印象は後々に大きく影響を与えてくる。近年の音楽の前奏が短いことも聞き手の耳をつかんで離さないための工夫だろうし、芸人さんの登場後すぐの「つかみ」もその後の漫才やコントで笑ってもらえるようにする大事な役割らしい。
 なにごとも導入が重要なのである。

 でだ。
 これは私のnote初投稿、導入も導入の部分、超重要回である。

 、、、

 何を書いたらいいものか、、、

 もともとネットを積極的にやっている方ではない。SNSはすべて非公開アカウントで、最後に投稿したのは2年以上前だ。ときどき撮った写真や動画をストーリーであげるのみで、ほぼ見る専になっている。誰かの投稿に対していいねや高評価をすることは少なく、コメントを残すなんてしたことがない。

 そんなネットに対して保守的、閉鎖的な人間がnoteを始めて何がしたいのか、、そもそも始めていいのだろうか、、、あれ、なんかダメな気がしてきた、、、

 とちょっと弱気になったが、そんな私が文章を書きたいと思ったきっかけは何気ない日常を記録しておきたいと思ったからである。
 高校卒業する直前にコロナが蔓延し、大学に入ってから自宅に引きこもる生活が続いた。私は幸い1年だけ我慢すればよかったが、それでもその1年、何をして、何を感じて、どんなことを思っていたのか、ほとんど記憶にない。急激に老けて記憶力が低下したようだった。その後対面授業が始まり同級生とようやく直接顔を合わせ、あぁ、当たり前だったことでも大切なことだったんだなということに気づかされたものの、自分にとって人に会えることや会話できることが再び当たり前に戻っていくように感じた。記憶力も低下したまま、どれだけ今の自分の状況が幸せであるかどんどん忘れていくような感覚が続いていた。

 そのためこのnoteは、私の何気ない日常、しかし当たり前でない日常を記憶しておくための場として活用していきたい。noteのために文章を書くことによって、自分が置かれている状況や抱いている感情を分析して言葉で表現するための機会にしたい。
 また、noteを自分の表現力の向上にも活用したい。トーク力がある人が心底羨ましいと思う。しかし彼らはもちろん才能があるが、場数も多くこなしていると思う。私はこのnoteでの投稿を通して、まず自分の言葉に多少なりとも自信をつけたい。

 という意志表示をする内容の導入となってしまった。誰の心もつかめていない自信があるが、、、
 しかし怠惰で三日坊主にもなれない私のことだ。
 自分ペースで、自分のために、ぼちぼち投稿することにしよう。

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