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【一撃連撃環境(C~E環境)】リモートテラダ杯優勝 メタルパーフェクション 新時代のミュウミュウ

どうも、団子(@hou3dango)です。レギュレーション変更後(B落ち)の初大会0124リモートテラダ杯に参加し、オリジナルデッキを使用し優勝することができました。

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コロナ過で大会も減っている中、リモート自主大会を開催して頂いたUpkeep様(@upkeep2016)、テラダさん(@Wnnj1kc7HULQJUg)、デッキにアドバイスしてくれたシャリンさん(@sharin_doreno)にとても感謝しています!

本noteは、B落ち直後の環境が定まっていない中で勝つために環境をどう予想し(ここまで無料)、デッキ構築(有料)したかをまとめました。
内容としては、ポケモンカードを有る程度触っており、自主大会やジムバトルによく参加している中級者以上の方向けに作成していきます。
私が環境をどう考えているか、是非とも無料分だけでもご覧ください!

鮮度が重要なため有料部分はデッキ構築や基本となる動きを記載しています。ご要望があった内容は随時追記していきます。

本noteでは、
カード名「 」、ワザ名『 』、デッキタイプ【 】、特性:で示します。


1.メタルパーフェクションとは?

■【メタルパーフェクション】って何?
今回の一撃マスターで登場した「ドータクン」を活用するデッキです。
特性:メタルトランスは、鋼エネルギー(特殊エネルギーも含む)であればどのポケモンにも移動することが可能です。同じような効果を持った「マニューラGX」は特殊エネルギーを移動することが出来ませんが、こちらは全て(「コーティングはがねエネルギー」や「オーロラエネルギー」)対応する破格の性能を持っています。

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また、【3神ザシアン】や【ルカメタザシアン】、【スピードザシアン】等を支えるパワーカードの「メタルソーサー」で自身に鋼エネルギーをつけ、必要なポケモンにエネルギーをつけ替えすることで、実質的に入れ替えカードの節約や「エネルギーつけかえ」をデッキに入れなくて済むというメリットがあります。
特に、「ジラーチ」特性:ねがいぼしが使用できなくなったのでリソースやエネルギーを盤面に残しておかないと「リセットスタンプ」から復帰が出来なくて負けてしまうことも想定されます。

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「ドータクン」ならば、「エネルギーつけかえ」を盤面に残すことができ、将来の要求を下げることが可能なのです。

例を挙げると、「ドータクン」を準備することができれば「ザシアンV」をバトル場に出すのを悩まなくとも即出しができます。「ザシアンV」がベンチにいなくとも、特性:メタルトランスでエネルギーだけ移動すればよいのです。もしくは、逃げ1のポケモンを前に出すことで「メタルソーサ―」が「ポケモンいれかえ」の代用となります。

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「ドータクン」の弱点を述べると、HP110と「レベルボール」に対応しておらず、「れんげきウーラオスVmax」の『キョダイレンゲキ』120ダメージ×2を耐えることが出来ない中途半端なHPです。

今回のシステムポケモン「ヘルガー」HP130、「オクタン」HP110。
その点では「ヘルガー」強いです。

また、レギュレーション落ちした「カラマネロ」特性:サイコリチャージとは異なり、トラッシュからエネルギーを供給することが出来ないので、しっかりと場にエネルギーを残さないと特性をうまく生かすことが出来ませんので注意が必要です。ここにも工夫を凝らしています。

■【メタルパーフェクション】の特徴は?
「アルセウス&ディアルガ&パルキアGX」(以下「3神」)で、【3神ザシアン】としてもゲームメイクすることもでき、かつ「ミュウツー&ミュウGX」を活用した【パーフェクション】にスイッチすることが可能な応用力の高いデッキとなっています。応用力が高い分選択肢が多く、プレイ(正確に取り扱う)する難易度は高いと考えています。

デッキ作成時には気が付いていませんでしたが、YouTubeでおのでぃ(@onod0201)さんがメタルパーフェクションの動画を上げていましたので参考に紹介させて頂きます。


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自分の【メタルパーフェクション】構築とは異なりますが、
おのでぃさんの構築やプレイにはなるほど!っと思う部分も多かったので是非ご覧ください。

2.環境予想

一撃マスター&連撃マスターで追加され、環境に影響を与えるカードは下記の12枚と私は考えています。

環境に影響を与えるカード

また、Bレギュレーションが落ちるということで、
【子ズガドーン】、【雷系統(ピカゼクやクワガノン系)】、【超バレット系統(カラマネロ系)】が弱体化もしくはデッキタイプとして成り立たなくなります。

今回、リンさん(@w_rinchan)が発売前に良さそうなデッキを紹介したため、大会結果が出る前から「ウーラオス」を使用する方もいると考えました。

【いちげきウーラオスVmax】サンプルデッキ
解説動画 https://youtu.be/XtAHrg-iUfU

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【れんげきウーラオスVmax】サンプルデッキ
解説動画 https://youtu.be/NBTQT9A6nKc

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今回の【ウーラオスVmax(いちげき・れんげき)】デッキが強力なため、闘タイプに弱いデッキは減少と予想。
逆に闘タイプに有利が取れるデッキは増加すると予想。

以下に考察詳細を示します。

【ムゲンダイナ】
格闘タイプに弱いが、これまで【セキタンザン】を「ウィークガードエネルギー」を使用し、対処してきたため根本的には変わらず。
「カウンターゲイン」や「イベルタルGX」を失ったことで、エネルギー問題とサブアタッカーの不在が課題で減少と予想。

【3神ザシアン】
レギュレーション変更の影響を大きく受けないので、現状維持(これまで使用していた方々がそのまま使用する)と予想。
「うねりの扇」対策で、基本エネルギーを多めにすると考えられる。

【セキタンザン】
「マグカルゴ」が無くとも安定して攻撃できるかが課題。
「うねりの扇」がしっかりと刺さってしまう。
闘タイプは【ウーラオス系統】に乗り換えが行われると予想。

【超系統】
「ウーラオスVmax」の弱点を突くことが出来るため、増加と予想。
「ミステリー・トレジャー」が無く安定するかとエネルギー供給が課題。
「うねりの扇」は追い風と思われる。
【ドラパルト】、【レッドパーフェクション】

【炎系統】
「ジラーチ」が使用できないため「溶接工」へのアクセスが課題。
「ブルーの探索」型は「あとだしハンマー」の代わりを「うねりの扇」で出来るかが課題。
但し、主要な「溶接工」、「巨大なかまど」、「炎の結晶」は現役であり、溶接工さえ引ければ依然強力。現状維持と予想。
【レシリザ】、【マルヤクデ】、【レッドパーフェクション】、【ビクティニ】等

【雷系統】
「カプ・コケコ◇」、「サンダーマウンテン◇」が使用できず、初動が遅くなってしまい、「エレキパワー」が無いため打点不足が否めず減少と予想。
【ピカゼク】、【クワガノン】、【ピカチュウ】、【カプ・コケコ】等

【鋼系統】
「鋼鉄のフライパン」が無くなり炎系統が気になるが、「ドータクン」や「モミ」の登場で多彩な構築や戦略が取れるため増加と予想。
弱点から身を守る「コーティングはがねエネルギー」を「クラッシュハンマー」や「うねりの扇」で飛ばされない事を祈る。
【ルカメタザシアン】、【スピードザシアン】、【アーマーガア】等

【草系統】
「ネットボール」が無くなり安定性が低下、【鋼系統】強化や【炎系統】残存で立ち位置はよくないため、減少と予想。
【モクナシ】、【ダダリン】、【グリーンパーフェクション】

【水系統】
【雷系統】の衰退と「レベルボール」により「モスノウ」を準備することが容易になったため強化。現状維持もしくは増加と予想。
【カメックス】、【インテレオン】、【ブルーパーフェクション】

【非GX・非Vポケモン】
「レベルボール」で強化され、デッキタイプの増加で【3神ザシアン】以外に有利を取れるので増加と予想。
但し、「ジラーチ◇」のサイドを1枚多く取るコンボギミックが無くなったため、以前より【3神ザシアン】には勝てなくなったのが課題。
【ドラパルトV】という天敵も気がかりとなる。
【マッドパーティ】、【エンニュート】、【オコリザル】等

■環境デッキのまとめ
対戦確率が高い物を予想し、上から並べています。

A:予選で2~1回当たる
B:予選で1回当たる
C:予選で1~0回当たる

A:【いちげきウーラオスVmax】新規
A:【れんげきウーラオスVmax】新規
A:【3神ザシアン】→
A:【炎系統】→

B:【ムゲンダイナ】→(もしくは減少)
B:【鋼系統】↑
B:【超系統】↑
B:【非GX・非Vポケモン】↑
B:【セキタンザン】↓

C:【雷系統】↓
C:【草系統】→(もしくは減少)
C:【水系統】↑
C:【ズガドーン】死滅

多種多様なデッキが存在しており、その中で勝ち上がるのが難しいです。
デッキパワーを落とさずに応用力の高いデッキが今回使用した【メタルパーフェクション】だと考えています。

■リモートテラダ杯でのマッチアップ
(ガチ恋ボンバーは【オコリザル】)

マッチアップ

今回は【3神ザシアン】や【ムゲンダイナ】にマッチせず。

【エンニュート】や【オコリザル】、【ドラパルトVmax】に勝つことが出来たのは「3神」と「ザシアンV」パワーです。

【ルカメタ】、【レッドパーフェクション】に勝てたのは、「ミュウツー&ミュウGX」のパワーです。

【エースバーン】に負けてしまったのは今回の課題なので、チューンナップについては後程記載したいと思います。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

以降はレシピやキーポイントとなるので有料にさせていただきます。
ご購読を頂けたら嬉しく思います。


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