ロース生姜焼きとメンチカツ
本日のホチメシ
「日替り定食[ロース生姜焼きとメンチカツ](850円)」
三好弥 in 日暮里
★★★★☆(ホチログ4.3)
かつて都内中心に60店舗あった「実用洋食」の名店。いまはもう26店舗しかないらしいが、そのうちの一店舗が日暮里にあるのでランチ訪問。
歴史を辿ると大正8年(今から103年前)に文京区柳町に創業店が開業。
地元の愛知県三河と自身の名前好弥で三好弥。
地元から弟子を集めて7人暖簾分け。
そこから更に広がって行った。
当時は洋食なんてあまり無かった頃に、気取らず誰もが定食として食べられるようにとしたのが大ヒット。都内中心に60店舗まで広がった。
その証拠にご飯と味噌汁が付く。
町中華があるのと同じように町洋食として確立していったのだろうと推測。
今ではどこでも洋食店があるけど、ごく一部の人しか食べられなかった洋食を大衆に広めた名店だと思う。
店前は完全に昭和の定食屋だけど店内は一流の洋食店の佇まい。
しかしメニューは1,000円前後。
日替りもサービスセットも料理2種で構成されて1,000円以下。
たまたま好きな生姜焼きとメンチカツが日替り内容だったので、そのまま注文。
生姜焼きは薄切ロース2枚に生姜ソースがたっぷり。2枚だと少ないと思うけど食べてみるとそんな事はない。
肉屋で卸して自分でスライスしているだろうロースは肉質柔らかく脂身がとにかく甘い。料理以前に良い肉。それが生姜ソースと絡むのだから美味しすぎる。
味が濃いめなのでキャベツと共に食べて丁度良い。
メンチカツも肉屋で見るサイズの2倍はある。
大きめハンバーグを揚げた感じで食べ応えと肉肉しさがヤバい。
肉に下味しっかり付いてるのでソース不要。
肉の味と共に最高なメンチ。
せっかくなので生姜ソースと絡めて食べても尚美味い。
こんな美味しい下町洋食がまだ残っているなんて感謝。
神保町や浅草にも三好弥あったはずなので今度行ってみよ。
ごちそうさまでした!!
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