こんばんは、長池です。本日3本目の投稿です。
今回は、当時ほとんど理解できていなかった休眠預金等活用事業申請書の要綱の3点を中心におさらいをしていきたいと思います。
※以下、グレーの文章は要綱の一部抜粋です。
まずは目指す姿から。
2つの目的のうち、前者で掲げられている、「国及び地方公共団体が対応することが困難な」、つまり、【国や地方公共団体では対応できないアプローチ】が実行団体には求められていること、と解釈されます。
「行政ではできないアプローチ、つまり、素人だからできることがある」この土台が今の活動の心がまえにもつながっています。ここを理解しながら活動していくにはかなり時間を要したのですが、こうして要綱を復習すると見えてくることがありますね(わかった気にになるのは危険。気をつけよう!)
そして、助成事業の資金源が国民の資産であるからこそ、事業による成果の可視化や、そのための事業評価の必要性も今なら十分理解できるのですが、実は、それまで「事業評価」の経験がなく、、、事業評価とはなんぞや、、、から理解しなくてはならず、こちらもかなりの時間を要しました。
実行団体として申請する際、その団体がどういう状態でスタートするかによって、期待される役割までへの道のりがどれくらいか、見通しが立てられるのかもしれません。
しかし、スペースふうでは、見通しどころか、つまり初期値もよくわかっていないままのスタートだったので、すべて届かないのではないかというほど遠い遠い存在。長池個人にいたっては、正直、①も②も③も④も⑤も(つまりすべて!)、日本語の意味がわかっていない状態でした。1年経って、ようやくこれを投稿している今、うっすらその意味を理解し始めている感覚です。(その現実を書き残すことが大切だと自覚し、投稿しておきます)
そして、最後に取り組む社会の諸課題について。
「リユースお弁当箱がつなぐ地域デザイン事業」は、上記の課題の領域と分野のうち、複数分野を横断的に考慮しながら構築しています。
休眠預金等活用事業に関わらず、様々な事業を進めていく上で「目指す姿」「期待される役割」を意識することは、必要な客観的視点なのだろうと感じるようになりました。これまでいかにできていなかったかを自覚する機会にもなっていると同時に、これからはこれを活かしていこうと思える、それが大切なのかもしれません。
しかしながら、そうは言っても、いきなりあれもこれも理解して、実行に移せるチカラがなかったのも事実です。
ここから具体的に事業をスタートするまで半年間、長い長い準備期間に突入してしまいました(別名、迷走とも言う)。