サブスク(Subscription)
やっほー。ほっとくんだよ。
突然なんだけど、何かモノが欲しいとき、みんなはどうする?
「買う」
「借りる」
のどっちかを、お金と使い方で選択してるんじゃないかな?
(みんなの中には「誰かから貰うよ~」っていう世渡り上手さんや、「いつも自分で作っちゃうぜ」っていう器用な人もいると思うけど、今日はどうしても貰うことができなかったり、自分で作れない場合を想像して読んでみてくださいね)
でも、ときには断腸の思いで購入したモノが使い物にならなかったり、借りた方がコスパ良かったじゃん..なんてことも人生で一度や二度は味わってるんじゃないかな(泣)
今日はそんな今までの固定概念を覆す新しいビジネスモデル「サブスクリプション」を説明していくよ~
(以下、省略してサブスクって書くね)
例えば
あなたは好きな人とドライブに行きたいとします。
でも残念ながら、あなたは車を持っていません。
仕方がないからレンタカー屋さんで車をレンタルするのですが、生憎のG.W.で少し古い型の車しか借りられませんでした。
あなたの好きな人は流行りの音楽が好きなので、ドライブ中に流行りの音楽を流そうと計画します。
ただ不幸なことに車種が古いこともあって、CDでしか聞くことができません。
少しでも意中の人に喜んで貰いたいあなたは、TSUTAYAで流行りのCDを大量にレンタルして、当日のドライブデートに臨むことを決意します。
待ちに待ったドライブ当日。
用意周到だったので初っ端から良い雰囲気の中、ドライブデートを楽しんでいました。
誰が見ても順調なドライブデートでしたが、そこで悲劇は起きました。
帰りの道が渋滞してしまい、車の返却時間にどうやら間に合わないことが分かりました。延滞料金が発生してしまうとのこと..
さらに追い打ちをかけるように、「リピートで聞くのも飽きちゃった」と衝撃の一言。
車の返却で頭がいっぱいだったところへ予定調和の如くとどめの一撃を喰らってしまったあなたはついカッとなって怒ってしまいました。
結局、最後の最後で微妙な雰囲気となってしまったまま解散。
二度と相手からLINEが来ることはなかったそうです..
と、いろいろと相手のことを思って準備していたのに、もう、なんて日だと叫びたくなるような落ちでしたね。
ここで伝えたかったことは、もちろん、意中の相手を落とすテクニックではありません。笑
本当に伝えたかったことは、買うも借りるもメリット・デメリットがあるので、場合によってはデメリットが重なり、思い通りの体験ができないときがあるってことなんです。
これの根本的な原因は、モノの所有権をどうするかってところにあります。
当たり前なんだけど、買えばモノの所有権は購入者だよね。だからこそ、金銭的な負担はもちろん大きいよね。
逆に、借りる場合は、金銭的な負担は小さくなるよね。だけど、所有権は貸した人にあるから、借りた側は一時的に使えるだけで、様々な制約があるし、借りた量や期間によっては購入した時と比べて割高になってしまうなんてこともありますよね。
これが「買う」「借りる」の基本的な概念です。
一方で、サブスクという新しい概念は、サービスとして享受する、というところにあります。
サービスとは、価値や労務などを提供することであり、基本的に形のないものに対して使われている言葉なので、所有という考え方がありません。
つまり、モノをサービスとして提供してあげるということは、モノを使った経験に対してお金を支払う、という概念になるので、モノの所有権がどうとか考えなくてよくなります。
言い換えると、「買う」という所有者の特権と「借りる」という使った期間だけお金を払って、期間満了(不要)になればお金を払わなくて良いの2つの性質を持ち合わせた概念ということです。
まさに良いとこ取りみたいなものなんですよね。例えば、さっきのお話でいえばこんな感じです。
車を「借りる」 (or 「買う」)
=レンタカー (or マイカー)
⇓
車を「サービスとして享受」
=月額料を支払うことで、マイカーのように使う!
(例えば、KINTOが提供しているサブスク)
音楽(CD)を「借りる」 (or 「買う」)
=レンタルショップ (or 自分の物として販売店で購入)
⇓
音楽(CD)を「サービスとして享受」
=月額料を支払うことで、好きな時に好きなだけ沢山の楽曲を視聴!
(例えば、Amazon Music、Spotifyが提供しているサブスク)
中には月額料じゃなくて年額とかの場合もあるんだけど、ざっとまとめると、サブスクとは、モノやコンテンツなどをサービスとして一定期間提供してもらうってことなんです。
どうですか?イメージいただけましたでしょうか?
今日の記事でなにか気づきがあると嬉しいなぁ~
次の記事も良かったら覗いてみてね ^^
hottokun