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なぜ体に良い料理を作ろうと思ったのか?私の病気の話。Vol.8

今回は栄養学を勉強し、それをどのように調理に生かしたか、健康的な料理とは何なのか?
当時の私がどのように考えて行動していたか書いていきます。

・食べたものを記録

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その頃の私は、体調管理の一環として手帳を書くようになり。
それまでは手帳を使った事はなかったのですが、病院を多くなったり検査が多くなったりと、予定を管理できなくなって手帳にスケジュールを書き込むようになりました。
そして、手帳にその日の食べたものを書くようになりました。
最初の頃は食べたもの、飲んだもの全てを記録はしていなかったですが、覚えているものをその日の最後に記録していました。

・自分の食事を分析

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そして記録するだけではなく、食事が自分の体にどのような影響を与えているか考えるようになりました。
この料理でお腹壊したのかなぁとか、このパンで体重増えたなかなぁなど、ぼんやりとした感じですが。
栄養学の勉強を始めてはいたものの、やはり知識としては覚えていても、自分の体に応用できるほどは成熟していませんでした。
食べたものを記録するとは別に、作る料理を色分けすることもしていました。
野菜が多い料理は緑色、肉類のおかずは赤色、ご飯やパンは黄色のように。
そして、今週は肉のおかずを多く食べたなぁとか、野菜のおかず少なかったから、来週は肉控えめ、野菜多めにしようなど。
何となくやっていた感じでした。

・食事の分析を具体的に

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徐々に食事記録にもなれ、もっと具体的に自分の食事を分析するようになりました。
自分が改善したい体の症状に対して、この栄養素を含む食品を使って料理しようと。
具体的には、肌荒れがひどいので、タンパク質が多い、卵や肉類を料理に積極的に使おう。
立ちくらみをすることが多いので、レバー、ほうれん草などの鉄分が多いと思われる食材を使った料理を作ろうなど。
この頃私はお腹を下すことが多かったのですが、このように症状に合わせた料理を続けることで、少しずつですが改善していきました。
食生活は体の状態を良くできるかもと、手応えを感じました。
当然のことながら食事で全てが解決するわけでは無いですが、症状が良くなったことに対して、今やっている事は間違っていないと自信を持てました。

・便利な食材、調味料は健康?

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今現在私は限りなく加工食品を使わないで料理をしていて、原材料が分かる材料と調味料しか使っていません。
この頃になると、自炊することにかなり慣れてレシピ選び、買い物、調理に関してもそこまで苦にならずできるようになりました。
何が体に害があるのかと言う知識もなかったため、食材や調味料に対してこだわりもなく、レシピの表記通りに作っていた記憶があります。
自炊の頻度が増えたからこそ、手が抜けるところは手を抜きたいと。
食材に関しても、味付きの肉類、野菜でもカット済みのごぼう、肉じゃがの野菜セットなど。
調味料に関しても、鶏がらスープの素や、中華スープの素やオイスターソースやウスターソースなど添加物が多いものも普通に使っていました。
楽ができる下処理が面倒なものを避けて選んでいた記憶があります。

・どんな食材、商品が何が体に悪いんだろう?

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今までは、何が体に良いのかを考えて料理をしていましたが、この頃からは何が体に悪いのかを考えるようになりました。
まず初めにどんな食べ物が体に悪いのか、どんな商品が体に悪いのかを調べました。
今思えば当然なのですが、加工度が高い食品いわゆる加工食品の方が体に悪い、原型がわかるような野菜、肉などのものは加工度が低いため体に良いとされています。
なので、できるだけ食材・調味料に関して原材料が分かるものだけを使い、料理を作るように意識し始めました。
つまり、味付けしてある肉類よりも自分で肉を買って下味をつけ、カットごぼうではなくごぼうを自分でアクを抜いて下処理をする、生姜のチューブではなく自分でしょうがをすりおろすなど。
しかし頭でわかっていても、添加物等が少ない食材を選び、添加物が少ない調味料で料理することは、その頃の私にとってはとても難しいことでした。
なので徐々に食材に関しても調味料に関しても、体に悪いものを減らしていくにはどうしたらいいんだろう、そんなことを当時の私は考えていました。

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