なぜ体に良い料理を作ろうと思ったのか?私の病気の話。Vol.7
以前記事を書いてから、しばらく空いてしまいましたが、自炊をし始めたころ、どんな料理を作っていて、何を食べていたのかを振り返っていきます。
・自炊開始、料理初心者+買い物初心者
私は病気になるまで、本格的に料理をしたことがなく、食材をスーパーで買うこともあまりすることがなかったので、食材の値段もわからず買い物はとても戸惑いました。
肉の部位もわかりませんでしたし、レタスとキャベツが区別がつかないような状態でした。
まず大きめのフライパンを買ったのを覚えています。
職場の料理が得意な女友達に、どのスーパーが安くて、どういう風に買い物をしたらいいのかいろいろアドバイスをもらいながら買い物をしていたのを覚えています。
レシピは本屋さんで、オレンジページなど初心者向けのレシピを購入して、その通りに作っていた記憶があります。
作るレシピを決めて、食材の買い物に行き、料理を作る、当たり前の作業ですが、初めてのことばかりで時間もかかりましたし、体調が悪い私にとっては、とても疲れて大変な作業でした。
・人においしいと褒められた
職場に、自分で作ったお弁当を持っていって、体調が悪くて食べ切れない時に、職場の女友達に味見してもいいと食べてもらえることがありました。
その時の食べた感想が、おいしいと言ってもらえたのがとても嬉しかったのをよく覚えています。それが料理で褒められたはじめての経験でした。
その出来事がとても私にとっては大きく、自炊なんて無理なのかなぁと思っていた私の自信にもなり、背中を押してもらえました。
その方とは病気になる前からの付き合いだったので、私の事情も理解してくれて、心配をして、気にかけてもらえて、とてもありがたい存在でした。
・自炊の回数増えるが、食生活はひどい
少し自炊をすることにも慣れ始め、自炊をする回数は少しずつ増えていきました。
自炊を始めたからといって、当然ながらすべての食事を自分で作ったもので補えるわけもなく、この頃もパンやお菓子やジュースは飲んでいました。
具体的にその頃の食生活ですが、食事回数は、朝昼夜の3食。
もともと少食だったこともあり、朝はパンのみ。昼食は自分で作った自炊で作ったおかずのみ。
夜ご飯は自炊で作ったおかず+パン、米などを食べていたと思います。
この頃は間食も多かったですし、自炊は多少するようにはなりましたが、好きなものを好きな時間に食べていたと思います。
夜中にジュースや菓子パン、惣菜パンもよく食べていました。
ステロイドで食欲が増進していた時期でもあり、食欲のコントロールは難しかったです。
・自炊=健康になるではない
自炊をする事はとても大事ですが、自炊をしたからといって、すぐに健康的になるわけでもないですし、作っている料理自体が健康的でなければ健康になる事はないです。
病気になって薬を飲みつつ、少しずつ自炊をするようになりましたが、それで症状が良くなるわけでもなく、初めは薬を飲めばなんとなるのかなぁと考えていましたが、薬を飲んでも治らないことを薄々感じ始めました。
薬以外でできることはないかと考えた時、頭に浮かんだのは食生活でした。
そこでただ自炊をするだけではなく、より健康的な食事をしたいと思うようになりました。
・何に栄養があるのか分からない
いざ体に良い料理を作ろうと思っても、栄養学の知識も全くない状態なので、何を使って料理をすればいいか皆目見当もつきませんでした。
それならば、まず料理を作る前にしっかり栄養の知識を勉強しなければいけないと思い、栄養学の勉強を始めました。
まずどのような栄養素があって、それぞれの栄養が体に対してどのような効果があるのか、いろんな栄養学の本を読んで勉強しました。
その後に、食材がどのような栄養を含んでいるのか食材辞典のようなものも買って勉強しました。加えて症状別にどのような栄養素が必要なのか、具体的な症状別のレシピが書いてあるようなレシピ本を参考にしました。
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