なぜ体に良い料理を作ろうと思ったのか?私の病気の話。VOL.4
今回は、私が病気を発症した頃の食生活について、振り返っていこうと思います。
また食欲が増した経験から、ステロイドついても話していきますね。
●食生活
・小さい頃の食生活
病気になる前の食生活は、小さい頃からおかずを食べると、ご飯1杯食べきれないような小食でした。
肉の脂身などくどいものが苦手で、あまり食べれなかったのは覚えています。
今よりもスーパーで売っている加工食品は少ない時代ではありましたが、料理があまり得意でなかったのか、食卓には冷凍食品や、スーパーの惣菜がよく並んでいました。
全体的に味が濃いめな食事をしていたと思います。
健康に良いメニューではなかったと思います。
消化器官が弱かったのか、お腹をよく壊したのは記憶にあります。
・食生活が乱れた大学時代
食生活が乱れた原因の1つとして、大学時代が思い浮かびます。
コンビニでバイトをしていたこともあり、お金をなるべく節約しようと、コンビニの廃棄をもらってきて、その日の夜ご飯、次の日の朝ご飯を補っていました。
フライドチキン、おでんなどのカウンターフーズ、弁当、おにぎり、パンなどよく食べていました。
加工食品まみれで今思うとゾッとします。
病気の直接的要因かどうかはなんとも言えませんが、これも今思い返すと、体には良くなかったと思います。
・病気になってからの食生活
病気になってからの食生活について書こうと思います。
尿路結石になったことから、やはり塩分の取りすぎは良くないと思い、自炊をするようになりました。
レシピを選んで、買い物をして、料理を作る工程に慣れてなく、料理をあまり作ったことがなかったので、初めは色々戸惑いました。
体がしんどいため、多く自炊することはできず、週に2回調理するくらいのペースでやっていました。
この頃はもちろん、完全に自炊にすることは不可能で、コンビニ、スーパーで買った惣菜や、パンなど加工食品は日常的に食べていました。
●ステロイドの恐怖
・食欲が止まらない
ステロイドで食欲が増したと以前書いたのですが、具体的に説明します。
病気でストレスが溜まる→ストレス発散したい→食欲に向いてしまうといった流れで、夜中に甘いジュース、炭酸飲料500mlを飲みきったり、惣菜パン、菓子パンを1つまるまる食べたりと、今思うとひどい食生活でした。
・眠れない
肉体的にもしんどく、精神的にも不安定だったため、寝つきも悪く、夜眠ることがあまりできませんでした。
ステロイドの副作用で気分が高揚していたのもあり、休みたくても、夜中に1時間に1回は目が覚めるなど、ひどく辛い睡眠状態でした。
その日の疲れがとれず、そのまま朝を迎えしんどい中、仕事に行っていました。
・過去1番太る
最初の頃は体調悪いし、薬の副作用だから仕方ないと自分に言い聞かせていました。
もともと痩せ型で、170cmで、52kgくらいだったのが、61kgまで増えました。
ステロイドの副作用の満月様顔貌(ムーンフェイス)、中心性肥満などにより、どんどん顔が太ったり、顔やお腹に肉がついていくのを見て、自分に幻滅しました。
何とかしなければいけないと思い、とりあえず夜中の炭酸飲料を止めることから始めました。
・食べるのが怖くなる
また食べて太った経験から、食べるのが怖くなりました。
私は太った経験がほとんどなかったので、ステロイドの副作用で太ったとしても、太ること自体が怖くなり、体重計に毎日のるようになりました。
そして少しでも体重が増えていると、不安になり食事を抜いたりしていました。
食べすぎから、食べなさすぎになり、これも体調が悪くなりました。
・ステロイドは悪?
ステロイドで苦労した話を書きましたが、薬が一概に悪いと言うつもりはなく、使い方によっては良くも悪くもなるものだと考えています。
当たり前の答えにはなってしまうのですが、薬だけに頼るのではなく、薬を服用する前に、自分自身でできること(食生活、生活習慣を改善する)は大事だと思います。
でも、早く治したくて薬にすがってしまう気持ちもよく理解できます。