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SWOT分析とは?
以前、『MECE』の大切さについて記事を書きました。
これは「ダブりをなくす」という面と「抜け漏れをなくす」という面の双方に留意しなければならないというロジカルシンキングの基本概念です。
本日は、実際にどのようなフレームワークがあるかご紹介します。
まず、有名なのが
『SWOT分析』
現状を把握するのに効果的です。
・競合や法律、市場トレンドといった自社を取り巻く外部環境
・自社ブランド力、価格、品質といった内部環境
上記をプラス面、マイナス面にわけて分析することで、
戦略策定やマーケティングの意思決定などを行うことができます。
✅Strength(強み)
✅Weakness(弱み)
✅Opportunity(機会)
✅Threat(脅威)
4つの要素の頭文字をつなげ、SWOT分析と呼ばれています。
ちなみに、読み方は「スウォット分析」です。
目標が決まった時や、
作戦の途中で上手くいってないことがわかった時などに
効果的な方法です。
大切なのは、
「なぜ分析するのか」しっかりと定めること。
「自社を取り巻く現状を把握し、今後どこへ勝負をかければいいのか知る」という目的であれば、市場の機会と自社の強みをしっかりと掘り下げるのが良いです。
目的に対して分析する項目は変わってきます。
なので「何のためにSWOT分析を行うのか」を明確にするとスムーズに進みます。
外部環境の分析を行う際は、
✅競合他社の様子や市場の動向、
✅事業に関連した法令の改定、社会の動向について
の分析を行います。
そして、上記の内容が「機会」となるか「脅威」となるのかを見極めていきます。
先日、小型店を発表したサイゼリヤを例に分析してみました。
世の中の流れに沿って、
小型店を戦略的に展開し始めたことがわかりました。
その会社の現状と、それを取り巻く環境を理解するためのフレームワークとなるので、事業戦略策定のヒントとなります。
ぜひ、活用してみてください。
川瀬 沙耶花