見出し画像

宇宙旅行が身近に

アメリカの大手アマゾンの創業者、
ジェフ・ベゾス氏がCEOを退任したというニュースをみました。

ベゾス氏は、インターネット通販、動画配信、クラウド事業など
幅広い分野にビジネスを広げ、時価総額で190兆円規模の巨大な企業に成長させた敏腕経営者。

退任発表時に、アマゾンの従業員向けに送った一通のメールが
とても印象的でした。

以下、全文です。

親愛なるアマゾニアンたちへ
今年の第3四半期に私がアマゾン取締役会長職に移行し、アンディ・ジャシーが次のCEOに就任することを喜んで発表します。
取締役会長のポジションでは、新製品や新規事業にエネルギーと注力を注ぎたいと思っています。アンディは社内ではよく知られており、私と同じくらい長くアマゾンにいます。彼は優れたリーダーになるでしょうし、私は全幅の信頼を寄せています。
この旅はおよそ27年前に始まりました。アマゾンは単なるアイデアに過ぎず、名前もありませんでした。当時、私が最もよく聞かれた質問は、「インターネットってなんですか?」というものです。幸いなことに、長い間、そのことを説明する必要はありませんでした。
今日では、130万人の有能で献身的な従業員を雇用し、何億人もの顧客や企業にサービスを提供し、私たちは世界で最も成功している企業の1つとして広く認知されています。
それはどのようにして実現したのでしょうか? 発明です。発明こそが私たちの成功の根源です。私たちは、クレイジーなことを一緒にやって、それを普通のことにしてきました。カスタマーレビュー、1クリック(での購入)、パーソナライズされたレコメンド機能、アマゾンプライムの超高速配送、レジなし決済技術、環境問題に対する「Climate Pledge」宣言、キンドル、アレクサ、マーケットプレイス、インフラクラウドコンピューティング、キャリアチョイス(キャリア選択事業)などを開拓しました。
うまくいけば、数年後には驚くべき発明は普通のものになります。人々は(驚きもせず)あくびをするでしょう。そのあくびは、発明家が受け取る最大の褒め言葉です。
アマゾンほど優れた発明実績を持つ企業は他にはありません。私と同じように、あなたにも当社の発明する力を誇りに思っていただきたいですし、そうすべきだと思います。
アマゾンが大企業になるにつれ、私たちはその規模と範囲を利用して、重要な社会問題をリードすることにしました。影響力の高い2つの例としては、最低賃金を時給15ドルにしたこと気候変動に関する誓約があります。どちらの場合も、私たちはリーダーシップをとり、他者へ賛同を呼びかけました。どちらもうまくいき、他の大企業も協力してくれています。それも皆さんに誇りに思ってほしいと思います。
私は自分の仕事にやりがいと楽しさを感じています。最も賢く、最も才能があり、最も独創的なチームメイトと仕事をすることができています。良い時には謙虚であり、困難な時には、逞しく支えてくれて、お互いに冗談を言い合い笑いあいました。このチームで働けて本当に嬉しく思います。
私は今でもオフィスへ行く時にタップダンスをするくらい、この退任にわくわくしています。何百万人ものお客様にサービスを利用いただき、100万人以上の従業員の暮らしを支えるということ。アマゾンのCEOでいるには、深い責任があり、(体力も気力も)消耗します。そのような責任がを持ちながら、他に注意を向けるのは難しいことです。
会長になることで、引き続きアマゾンの重要な新規事業に従事しながら、Day 1 Fund(慈善基金)、ベゾス地球基金、ブルーオリジン(航空宇宙事業)、ワシントン・ポスト、その他の情熱に時間とエネルギーを持つことになります。これ以上のエネルギーを得たことはなく、これは引退ではありません。私は、これらの組織が与えうるインパクトにとても情熱を注いでいます。
アマゾンは将来に向けて、最高の立場にいます。私たちは、世界の求めに応じるように、エンジンを全開にしています。今後も驚きを与え続けるでしょう。私たちは個人と企業にサービスを提供し、2つの産業を創出し、全く新しいレベルのデバイスを発明しました。アマゾンは、機械学習や物流など様々な分野のリーダーであり、もし新たなスキルを必要とする場合でも、その習得に十分な柔軟性と忍耐力があります。
発明を続けてください。最初はクレイジーに見えても絶望しないでください。さまようことを忘れないでください。好奇心を羅針盤にしてください。今日もまだ「創業初日(Day 1)」です。
ジェフ

かっこいい!!
私も自分の仕事に対して、確信をもって、
やりがいと楽しさを感じています。と伝えられるように
努力しなければと鼓舞されました。

そんなベゾス氏がCEOを退任したあと、
7月20日に宇宙飛行へいくという。

しかも、自らが創業した宇宙開発企業ブルーオリジン
初の有人宇宙船「ニューシェパード」に搭乗。

『5歳の時から宇宙旅行が夢だった』そうですが、
それを実際に実現するとは、異次元・・・・!!
天才が考えることはすごいです。

ロケット開発を成功させたスペースX創業者
イーロン・マスク氏さえも、
まだ自身の宇宙旅行計画は発表していません。

宇宙旅行といえば、
ソーシャルビジネスコミュニティ『ワクセル』主催の嶋村吉洋氏のnoteにも
宇宙に関する記事が書かれています。

様々な視点から宇宙に関する知識がつけられたり、
最新のニュースがピックアップされているので、
とてもおもしろいです。

嶋村氏は、ワクセルの主催のほか、
実業家・投資家としてイベント事業、
不動産事業、ロボティクス事業など様々な分野で活動している方。
「コラボレーター」の方と、数多くのプロジェクトを立ち上げています。

宇宙業界や人工衛星がどんどん身近になっていきますね!!

世の中で成功しているかたの考え方、着眼点は
「できないから諦める」のではなく、
「どうやったらできるようになるか」を考えて
仕事をされていると思います。

私自身もしっかりと自分のビジョンに向けて日々精進していきます。


川瀬 沙耶花






いいなと思ったら応援しよう!