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プラットフォームを活用したマーケティング手法


日々、さまざまなマーケティング活動が
行われてきています。

これまでのコミュニケーション方法は、
認知して、店頭へ行き、
その後、リピーターになってもらう
というのが主流でした。

AIDMA(アイドマ)の法則というのを聞いたことがあるかもしれません。

AIDMAの法則とは?

消費者の購買行動の流れを示したものです。

消費者がモノを購入するときには
注意→興味→欲求→記憶→購入』の流れを
無意識で行っているとされています。

この状態の頭文字を1つずつとって『AIDMA』と名付けられています。

✅Attention:注意・注目

消費者にとって、どんなに素敵な商品だとしても、
商品の存在を知らなければ、購入につながることはありません。

なので、最初のステップは「認知」させることです。

✅Interest:興味関心

消費者が商品をしったあとは、
興味を持ってもらうことが大切です。

こんな商品があるんだ。と認知されたあとは、
魅力や他の商品との違いなど、興味づけが大切です。

✅Desire:欲求

商品に対して興味を持ってもらった後は、
ほしい!使ってみたい!という欲求が必要です。

✅Memory:記憶

「欲しい」と思ったとしても、すぐに買わないこともあります。
私も、一度いいな、と思った洋服は、
他の商品と比べて買うかどうか検討します。

なので、その間、記憶に残すことで商品の印象をしっかりと覚えてもらいます。

以前の記事で、
時間の経過とともに記憶が薄れることを紹介しました。

人の集中力が続く時間は限られています。

なので、購入するまで
欲求を維持できるよう魅力を記憶させることが大切です。

✅Action:行動・購入

ここでいう行動とは、商品の購入のことをさします。

「夏に向けて新しい洋服を買おうかなぁ」
「部屋のインテリアをなんか変えたいなぁ」

といった緊急性が低い欲求の場合は、
行動に移すきっかけを作ってあげることが重要です。

「これから暑くなる季節なので、ノースリーブが涼しくて
1枚でオシャレになれますよ」と具体的なイメージを伝えることで
購入のきっかけとなります。

プラットフォームの活用が主流に


実際に店頭に行ってもらって、
購入する、というのも大切ですが、
近年、LINEやインスタグラム、Twitterなどの
プラットフォームを活用した
ソリューションの実施が増えています。

メリットとして、
こちらが挙げられます。

✅プラットフォームのIDを活用し、情報を取得できる
✅プラットフォームユーザーを対象に大きな施策をうつことができる
✅プラットフォームの仕組みを利用し、広告配信ができる

例えば、利用ユーザー数が
約3,300万のPayPayでは、
Yahoo!のデータを活用した広告配信が可能です。

そして今では、
スマホを持っていれば
必ずと言っていいほどアプリが入っている
LINEも約8,600万ユーザーいます。

公式アカウントをつかって
メッセージの配信や、LINEのデータを活用した
広告配信をして多くのユーザーに届けることができます。

次世代のマーケティング手法は、
プラットフォームを活用しつつ、
キャンペーンなどを設計することで、
施策を一過性にせず、
間口を広げて双方への貢献ができることがわかりました。

最後に

どこでどのようなタイミングで、
消費者の心をつかむか、考えて設計するのが
大切だと思います。

相手のニーズ、タッチポイントなどを
把握した上で、何事においても、提案できるよう精進していきます。

川瀬 沙耶花

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