アフタヌーンティーが20代女子に人気なワケ
イギリスに留学に行った際のできごとを以前のブログに書きました。
まったく下調べをせず、行くのではなく、
予習することが大事と痛感したできごとだったのですが、
唯一調べていたことがあります。
それは『アフタヌーンティー』
イギリスに行ったら、「一度はアフタヌーンティーに行ったほうがいい」
という記事をみて、見た目がおしゃれだし、かわいいから、食べてみたい!と色々とお店を調べてみました。
ただ、どこのお店も日本円で3000円以上するお店ばかりで、デザートにしては、とても高い、、、、
理由は、イギリスの上流階級の文化だからでした。
アフタヌーンティーとは、
紅茶やコーヒーにケーキなどのスイーツ、サンドイッチ、スコーンなどの軽食が付いてくる、英国発祥の喫茶習慣です。
ただ、ここ数年、日本で若い女性たちの間で、
『アフタヌーンティー』が流行しています。
有名高級ホテルに併設されたカフェなどで
20代の女子が集まっている光景をよく見ます。
私も友人の誕生日にホテルのアフタヌーンティーに
行ったりしました。
流行っている理由は、
1.優雅な気分を味わえる(非日常感)
2.SNS映えする
3.体験型消費
などがあげられるとおもいます。
各企業のプレスリリース配信サービスを行う
PR TIMESのサイトで「アフタヌーンティー」と検索すると、
20件以上でてくるので、
次々とアフタヌーンティーのイベントが開催されていることがわかります。
3番目にあげた『体験型消費』とは
消費者が商品・サービスから得られる経験・体験を
するために起こす消費行動のことです。
商品・サービスを提供されるまでのプロセスや付加価値に購買意欲をかき立てるような行動も体験型消費に含まれます。
今回のアフタヌーンティーだと、
ホテルの方の丁寧な接客、ふかふかのソファー、おしゃれな食器に
囲まれる、などの食べ物以外の付加価値に意欲をかきたてられています。
インターネットの普及で簡単にモノが手に入れられたり、
性能の良い製品が出てきたことにより、機能や品質の差別化が難しく、
消費者は「体験すること」に対して、消費行動を起こすようになってきました。
モノの消費からコトへの消費といった新しい消費行動が社会の変化と共に次々と誕生しています。
社会の変化と併せて消費者のニーズも変化するので、考えながら仕事をしていきます!
川瀬 沙耶花
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