発音まねっこ耳コピー “th”の巻
すっかり大人になってしまってから
英語学習に手をつけてしまった「いもこ」による
ビギナー向けの英語学習体験記です。
こんにちは、いもこです。
今日は、英会話教室に通い始めて
早々につまづいた”th”発音について。
発音はまねっこ耳コピー主義のいもこですが
英会話教室に通い始めて
最初に指摘を受けて苦労した音です。
舌を噛めばいいんだっけ?
舌をちょこっと前に出す??
全然通じない!
そんないもこが
そこそこ通じる“th“の音を手に入れるまでの話です。
舌を噛めばいいって思ってた
“th”の音でよく使う言葉といえば、
“the”とか“think”とかあたりかなと思うのですが
“the“って、たとえば「ザ」って言ったりするじゃないですか。
英会話教室に通い出して最初の最初のころ、
レッスン中に”the”の入った文章を
読まなければいけなくなった時のこと。
なんかちょっと意識してしまって、
(えっと、舌を噛んで言えばいいはずだから…)からの
ちょこっと舌先を噛んで「ザ…」、
ここでインストラクターさんに
「ちょとまって。今のとこもう一回」
と止められて、やり直し。
何度かお手本を見せてもらっても
全然OKがもらえない。
インストラクターさんのお手本も
軽く舌先を噛んだ感じにしていて、
それを真似してもなんだか全然ダメっぽい。
「あなたの音は“s“になってるよー。」の繰り返し。
結局、その時は辛うじてのOKをもらって
「家でしっかり練習してね」で終わったのだけど、
なんか、ずっとモヤモヤでした。
なにか、根本的なところから、
間違っている気がする…。
タ・ダ行の音で試してみる
なんか全然うまくいかなかったなぁ、と、
最後にOKもらえた音を忘れないように練習しましたが、
やっぱり自信がない。
次のレッスンで、別のインストラクターさんからも
チェックされる始末。
なんか多分別の方向からのアプローチがいるなぁと、
もやもや考え思い出したのが、
あるインストラクターさんの“the”の発音が
『ダ』に聞こえるな、
そして“I think〜“も『アイティンク〜』と言ってる人もいるぞ、
と感じていたこと。
前から気になっていたことを、試してみることにしました。
そして、次のレッスンで、
“th“をタ・ダ行の音で言ってみました。
自信がないのもいけないのだろうと考え、
やぶれかぶれで、はっきりと“the”を「ダ」と口にしてみたのです。
ノーチェックでした。
舌先を少し噛んで出す「ザ」よりも全然反応が良い!
これで味をしめて、
“th”をタ・ダ行で賄うことを始めました。
この時の口の中の状態は
上前歯の裏に、舌先をピタッとくっつけて
発声する感じです。
足りなかったのは空気音?
なんだ、もうタ・ダ音でいけばいいよね、
と調子に乗って
thisでもthatでもthanksでもnothingでも
タ・ダ行の音をガンガン使ってたいもこ。
慣れてきて、ある程度の速さで話し始めると
ちょっと勢いがつきますよね。
その時に、ふと「あれ?この感覚?」となりました。
“the”の時なら、「ダッ」と言うと同時に
前歯裏につけた舌先から、タッと空気が出るのです。
これは!?
なんかそれっぽい??
私の“th“に足りなかったのは
舌先から勢いよく出る空気音だったのではないか?
タ・ダ行の音のもっと先へ
その「空気をタッと出す感覚」を覚えてから
改めて、「舌先を軽く噛む」方法に戻してみると
あれ?これ?すっごく“th”じゃない?
という音が出せるようになりました。
ここで改めて、
“the”をの“th”をダ行からザ行の音に
ちょっとだけ振ってみたのです。
無茶苦茶いい感じ。(←自画自賛!)
「ダとザの間の音+空気をタッと出す感じ」ですね。
ここから自信を持って“th”の音を出せるようになりました。
空気の出し方が結構重要でした
今は、タ行とかサ行とかあまり意識せず、
空気を舌先からタッと出すことを意識して
“th”を言うようにしてます。
この「空気を出す」ということに意識がいくと
他の音でも「空気の出し方」を変えると
結構いい感じになることに気がつきます。
本気でまねして発音すると、
結構飛沫が飛んじゃう感じがするのですが、
日本語を発音する時の空気の使い方より、
より前後に立体的な感覚で空気を操る感じが面白いです。
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