英会話教室へいく前にやっててよかったこと ー文法編ー
すっかり大人になってしまってから
英語学習に手をつけてしまった「いもこ」による
ビギナー向けの英語学習体験記です。
こんにちは、いもこです。
今日は、英会話教室へいく前にやっていたこと
文法編です。
割と正攻法です。
あと、文法はやらなくていいんじゃない?問題についても
私なりの考えを記したいと思います。
文法とか覚えてないよね?とふと気が付く
英会話教室にいくことを決意する少し前の、
徐々に英語欲が増してきたころに、
「あれ?私、文法とか覚えてなくない?」
とある日ふと気が付き、
なんかドリル的なものをやってみたいなと思って
手をつけたのがこちら。
「Mr.Evineの中学英文法を修了するドリル」
ネットとかでもよくお勧めされてるドリルです。
多分その頃「中学学習のやり直し」的なものが
流行ってきてたみたいで、
英語の他にも数学とか理科とかの学び直し本を
本屋でよく見かけていました。
英語関連はいくつか出ていて、
その中で「なんかやりやすそう」と思って
手に取ったのがこれでした。
毎回復習できるところがあるのがお気に入り
1日ごとに各パートをやっていく方式で、
1日分の構成は、
・最初にその日の文法の説明
・次に前日の復習問題
・そしてその日の練習問題、という感じ。
私は、練習問題の中に
前日の復習問題が入っているところが
気に入っていました。
現役中学生の頃は、
英語自体はそれほど不得意でもなく
テストの点はそこそこ取れてたのですが
見事に細かないろいろを忘れていましたね。
中一はサクサクいくのですが
中二に入ったあたりから
「あれ?これなんだっけ?」が増えてきて
中三になるとガタガタでした。
ここで、復習パートが効いてくるのです。
短いサイクルで復習出来るので
前日全然できてなかった時でも
次の日の復習で
「お!意外と覚えてたね」なのか
「やっぱり、全然ダメじゃんね」となるのか
それによってもうちょっと見直しておこうとか
出来るようになっていました。
それは過去の遺産を掘り起こす作業
このドリルは、
自分のイメージとできない現実とのギャップとか
忘れてたことを思い出す感じが面白くて
ただただやってただけで、
これで英語が使えるようになるようには
全く感じられませんでしたが、
後々、本当に先にやっててよかったと
思ったもののひとつです。
現役の学生さんや、
社会に出てまもない方なら
この作業は全く必要ないと思います。
しかし、40歳過ぎての学び直しは
何せ20年以上の月日が流れていますので
深く深くに眠っている記憶を
コツコツと掘り起こしていく作業が必須です。
結果的に、めんどくさがらずにやることが
後の英会話学習を進め易くするポイントでした。
これがないと、1つ1つの構文をまる覚えするしかない!
まる覚えが得意な人はいいと思うのですが
私はまる覚え力が著しく欠如しているので
最初の基本のルールを思い出しておく必要がありました。
これをやってなかったら、
早々に英会話教室も挫折してたと思います。
2周目は教室に通いながら
このドリルは、真面目にやれば
30日間で1周出来るようになっています。
そして、Amazonのレビューをみてると
このドリルを複数回やる方が多いみたい。
私は、とりあえず1周目終了して
(だらだらやってたので
30日間では終わりませんでしたが)
2周目は英会話教室に通い始めてからやりました。
その2周目は、1周目でちょっとてこずり始めた
中二レベルからやっています。
不思議と、実際にレッスンなどで
自分の口から発することで
「あぁ、そういうことか!」と
納得出来ることが多々あり、
1周目で復習も含め全然ダメだったところも
2周目では、全く問題なく
サクサク解けることが多かったです。
インプットとアウトプットのバランスが大事!
と実感した瞬間でした。
中学英語はやっておきましょう
で、私なりの結論。
大人になってから英会話を始める人は
中学英語の文法は一通り思い出しておきましょう。
これは、声を大にしていいたいので、
太字にしておきます。
「英会話には文法学習は不要、むしろ邪魔」って
そんなことをいう方もいますが、
それはきっともっと高いレベルの人の話。
私くらいの初心者中の初心者レベルでスタートの人は、
中学英語の復習が必須だと思います。
すでにいろんな方々からも言及されていることですが
改めて、実感した私からもお知らせします。
最低限、英語を話すためのルールがそこにありました。
日本の学校の英語教育に関しては
いろいろ言われていることがありますし、
私も思うことはたくさんありますが、
文法というところに限ってみると
あの勉強は無駄ではなかったなと感じています。
(効率的な方法ではなかったとは思いますが)
このベースがなかったら
私の英会話学習は
もっと困難なことになっていたでしょう。
現役時代に英語をサボってた人は
まずはそこからやってみる、
ちゃんとやってたよ、という人は
改めて掘り起こしてみる、が良いのかな。
それ以上は、会話で使いながら覚えていこう
中学以上の複雑な文法の知識は
話しながら覚えていった方が
効率が良い感じがしてます。
先ほど少し触れましたが、
教科書やドリルで何度触れても
しっくりこず定着していなかったことが
自分で話してみて
初めて「なるほどね」としっくりくる
ということがあるのです。
それと同時に、
こんな時どうやって言えばいいの?
となって調べたり、
教えてもらったりして使ってみたことは
かなりの確率で定着しています。
「こんなふうに使うのかぁ」
でレッスン中に自分で使ってみる、
不自然なところは指摘してもらう、
またチャンスを作って使ってみる、
そんなことをしているうちに、
あら不思議、自分の言葉になりました、
という感じです。
あと、自分の英語学習の目指す方向性が、
例えば、ビジネス英語としても、
会議でのプレゼンやディスカッション中心だったり、
商談での交渉中心だったり、貿易関係だったり、
日常会話でも、自分の話したい話題だったりなど、
思い描く方向性がそれぞれあるはずなので、
それに向かってやっていく中で
必要なものを覚えていけばいいのでは、と思います。
中学英語は必須だけど
文法だけをガッチガチに完璧にする必要ないかな。
それよりも、ちょっとでも話してみた方が
わかり方が早いよ、というのが
私の今のところの方針です。
ALL英語のマンツーマンを選んだからこそ
特にこれは「私のケースでは」ですが、
私の通っているGabaでは、
会話のトレーニングが中心で、
積極的な文法の解説はほとんどありません。
もちろん聞けば教えてくれますし、
間違ってれば指摘されます。
それを望めばきつめの文法チェックをしてもらいながら
レッスンをやってもらうこともできます。
ただやはり、文法が本当のゼロからのスタートでは
レッスンは成り立たないだろうな、というのが
私の印象です。
あるインストラクターさんが、
ぽろっと言っていたこと。
「日本人は、私は英語ができないっていうけど、
みんな基本的な文法は一通り学校で覚えてきてるから
そこはゼロからよりやりやすいよね」
つまりは「最低でも」
中学英語を覚えてきてることが前提で
作られてるカリキュラムなんだなと思っています。
逆に、とりあえずそこまで自分でやっとけば
あとは勉強しながらなんとかなる、
とも考えています。
ということもあって、
私は、私と似たようなレベルから
英語を始めたいのに何から手をつければいいの?
と迷っている人には、
「ぜひ中学英語をもう一度」とおすすめしたいのです。
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