文章を長く話していく練習 -最初の最初編-
すっかり大人になってしまってから
英語学習に手をつけてしまった「いもこ」による
ビギナー向けの英語学習体験記です。
こんにちは、いもこです。
今日は、英会話超ビギナーだった私自身が
3単語のみの文章から次のステップに進む時、
英会話教室でインストラクターさんに
最初の最初に教えてもらったことの話です。
今回の方法もまた、特に「超」がつくビギナーのためのものです。
不自然、不完全、間違い上等。
とにかく「英語を文章として話すこと」に慣れていく段階で
やったことです。
そこを踏まえて読んでいただけるとありがたいです。
まずはFull sentenceで話しましょう
超ビギナーとして英会話教室に通い出した頃は、
インストラクターさんがゆっくり話題を振ってくれて
私がYes or Noで答える、
それをインストラクターさんが膨らませて話する、
私が3語くらいでポロッと返事をする、
といった感じで、
やり手のインストラクターさんの手腕により
英会話を成立させてもらっている、といった状況でした。
最初の最初は Full sentenceで話そう がテーマで
・必ず主語をつけること
・動詞を使うこと
・その後に必要な情報をつけること
まぁ、当たり前のことなんですけど、
2語でも3語でも、とにかく文章の体をとれていたら
good job! してくれるというそんな感じ。
それでも、おしゃべりおばさんとしては
短いなりにも無理やり話を続けようと
途切れ途切れでも発話はしていたので、
積極性だけはOKをもらっていました。
『魔法の言葉』登場
そこで、次の段階かなぁ、といった感じで、
あるインストラクターさんから
「長く話すための魔法の言葉を教えましょう」
と言われ教えてもらったのが
「and」と「but」
魔法とかいうから、どんなすごい言葉を?と期待したのですが、
それなら知ってたんですけど‥って
ちょっと肩透かしを食らいました。
簡単でしょ?でもちゃんと繋がるからって
blah blah blah, and blah blah blah, but ~
って実際の例文は忘れましたが
やってみてくれた感じが、
あぁ、ちゃんと話が展開されますね、
これなら私にもできるかな、と、
とりあえず、何かにつけ
「and」と「but」をつけるようになりました。
つなげろ!とにかくつなげるんだ!
「and」と「but」を習ったレッスンから
他のインストラクターさんの時でも、
私がなんか話し始めたなと察知したら
(つなげてつなげて!)ってジェスチャーで
ガンガン煽られるようになり、
なんとかある程度の長さの文章を話し終えて
ぜーぜー言っている私に
「Nice try!」をくれるというレッスンが続きました。
この辺り、毎回インストラクターさんが変わっても
本当に皆さん決まって煽ってくるので、
これはそんなメソッドだからか?
ちゃんと連携できてるんだなぁと関心した部分でもあります。
とはいえ、「and」と「but」でばかりつなげるって
本当にそれでいいのか?と思わなくもなかったのですが、
会話をする中でつなげる言葉を
咄嗟に反対に言っちゃってる時があったりとか、
自然なつなげ方とかを逐一チェックしてもらいながら、
話を展開する方法を覚える感じ。
つけたり、つけなかったり、結構奥が深い。
まずは一番簡単なその2つだけで
英語を長く話すことに慣れていったというのが
今思えばの印象です。
特に「but」は
話の流れを一気に反対にする大切な言葉だから、と
大事な時の「but」の言い方(トーン)を練習させてもらったりとか。
これで話のオチみたいなのをつけられるようになって
自分のエピソードを話していて、
blah blah blah, and blah blah blah, and blah blah blah, “but”‥
というところで
それまで、Uh-huh, uh-huh‥と聞いてたインストラクターさんが
But? What?で前のめりになってからの、私のbutの後を聞いて
“Oh, my gosh!”となったりします。
この辺りから、インストラクターさんとの会話も
少しは楽しめるようになってきました。
そして次の言葉をもらう
そんなレッスンが続くうちに
「もっと色々話したいよね?」って
「他にもいい言葉を授けましょう」ってな感じで出てきたのが
「because」「then」「after that」。
「because」は、
とにかくなんでもすぐに「Why?」されちゃうので
それの答えとして、最初の段階から使ってはいましたが、
文章の接続に入れて話しても便利だよってことで。
あぁ、そうでしたね、これも、知ってました。
でも、やはりすっと出てこなかったのですね。
「then」「after that」は、
「and」のバリエーションとして。
「and」ばかりでは芸がないでしょ?って
時折変えてみるといい感じになるよって教えられた言葉で、
本当にこれはそれっぽい感じになる便利な言葉です。
あえて短い文章をつなげていく
長い文章を話すって頭でっかちに考えると
なんとなくto不定詞?動名詞?関係代名詞とか?
という方向に行きがちで、
自分1人でやっていたら初めから
「無理ー!」ってなってたと思うのですが、
意外とね、「and」「but」これでいいんだなって。
今振り返ると、ここで
自分の言いたいことを簡単な短い文章に分解して
「and」「but」でつなげていく、
というのをガッツリやったことで、
この次のステップ、それこそto不定詞、動名詞、関係代名詞とか
ちょっと複雑になってくるところも
すんなり入れた気がしています。
簡単なことだけど
それを何度も練習させてくれた
インストラクターさんには
本当に感謝です。
もうちょっと複雑な文法が出てくる文章を話す今でも
うっかり、文章の内容に一生懸命になりすぎて
接続がお留守になることってあるのです。
「and」「but」すら飛んでしまってることがありまして、
「ブツブツ途切れる話し方だったよ。ちゃんと接続詞使って。」
とか指摘されてあわあわすることがあります。
その後、接続詞もそれなりに増やしたりして
テクニックに走りすぎてコケる、っていうことも多々あり。
ガンガン使って慣れていくしかないですね。
日々精進です。
とにかく止めるな!できる限りつなげろ!
この言葉は今でも私の心の中にあり、
今は、英会話全体についてこれを信条にしております。
実際のレッスンはテキストブックの
ユニットごとのテーマに沿った
シミュレーションとかで進めるのだけど、
そこで習うことよりも
その前後のsmall talkの方が実際トレーニングになってた
そんな時期のお話でした。
実はこれと同時に「一文自体を長くする練習」を始めていました。
これはまたの機会に。
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