ラブリッジ名古屋 カンボジアでのSDGs活動その4

カンボジアには、カンボジアプレミアリーグがあります。
カンボジアプレミアリーグに所属し、最多優勝回数を誇るPhnom Penh Crown FC(プノンペン・クラウンFC)のスタジアムを訪問し、説明を受けました。
ピッチと観客席が近く、一体感のあるスタジアムでした。
日本人選手も所属しています。


プノンペン・クラウンFCの女子のトレーニングマッチも見学しました。
代表選手が8人在籍しているとのことです。

夜は、カンボジアプレミアリーグの試合を観戦しました。
ISI Dangkor Senchey FC VS Prey Veng FC

プレイベンFCには、日本人選手が3人所属しており、3人ともスタメンでした。

カンボジアは、日中は気温が高いため、キックオフは午後6時です。
試合のインテンシティを高めるために、キックオフは午後6時以降にしているそうです。
照明の設置費用、電気代の負担など、クラブからは反発もあったようですが、斎藤CEOがデータを示して各クラブを説得したそうです。

日本の女子リーグでも、選手の健康、インテンシティ等を考えると、夏場は夕刻のキックオフが望ましいのでしょうが、費用の問題もあるので難しいところです。

スタジアムはそれほど大きくないですが、プノンペンクラウンFCのスタジアムと同様、ピッチと観客席が近く、臨場感がありました。
ファン層の拡大のため、全試合テレビ放映もされています。

ちなみに、プレイベンFCに所属する加藤亮選手は、クラブスタッフの北川みなもさんの高校時代の同級生です。
カンボジアプレミアリーグ全体で、13名の日本人選手がプレーしているそうです。

試合終了後は、ピッチに入れていただきました。

VIPルームとVIP観客席を行き来でき、観客席からピッチにもすぐに降りられます。
セキュリティ上の問題はあるかもしれませんが、可能な限り費用を抑えて、ピッチの近くでサッカーを楽しめるようにするという意味では、学ぶべきところも多かったです。

ISIのオーナーにも試合終了後に挨拶しましたが、0-5というスコアで敗れたこともあり、落胆されていました。
双方ともに2部から昇格したばかりのライバルチームなだけに、悔しさもひとしおだったようです。
その気持ち、痛いほどわかります・・・

カンボジアプレミアリーグにも女子リーグがありますが、今シーズンはまだ開幕していません。
平均年齢23.9歳のカンボジアには、パワーがあります。
カンボジアでは、サッカーの人気がこれからもますます上がっていくだろうと思います。
カンボジアの優秀な女子選手が日本でプロとしてプレーする日も、そう遠くないかもしれません。
そのために、私たちに何ができるかを考えていきます。

その5に続く

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