[技術ライティング講座]講座の振り返り#3
ホッタです。
2024年1月から、ノンプロ研で技術ライティング講座を受講しています。先週2月2日(金)に第3回目の講義がありましたので、その内容について印象に残ったことや学びになったことを書いていきます。
今回のテーマは「素材を集める技術」です。書くための素材がないと何も書けませんね。というわけで、今回は素材(ネタ)を集めるための技術について学びましたので振り返りをしていきます~
講座第3回のTogetterまとめはこちら↓↓↓
文章をラクに書くためには
文章を書くのが大変と思うのはどんなケースでしょうか。例えば、白紙の原稿用紙を前に置かれて「何でも良いから原稿用紙10枚分書きましょう」などと言われたら、どうでしょうか。
これはキツイですね。テーマも読み手も決めずに何かを書くというのは、かなり困難です。この状態は、何を書くかの選択肢が多すぎるということです。選択肢が多いということは自由度が高いということで、良いことのように思えますが、物事を選択するにはエネルギーが必要です。選択肢が多いほど、選択するのに必要なエネルギーも多くなります。
イメージ図はこんな感じです。
文章を書くときは、書く内容、順番、構成などを考える必要がありますが、ラクに書くためには、「何をどういう順番で書くのか」の選択肢を減らせばよいのです。
文章を書くという視点での選択肢を減らす方法は、書き始める前の準備が重要です。
今回はこの「素材を集める」技術について学んでいきます。
素材とは
素材とは「もとになる材料。原料」です。今回は書く文章素材のことなので「文章のもとになる材料」ということになります。いわゆる「ネタ」ってやつですね。
書くためのネタが集まっていれば、あとはそれを集めてつないでいけばいいだけです。例えばこのnote記事は技術ライティング講座の第3回目の内容について書いていますが、実際に数日前に受講した時の資料や講義の内容を振り返りながら書くだけなので、それほど大変ではないです。順番も決まってますし、素材も揃っています。
しかし、最初の例のように「何でも良いから書いて」と言われてしまったら、困ってしまいます。素材がない場合は、以下のようなルーチンを回しながら書いていく必要があります。選択肢が多いと絞るのにエネルギーが必要ですし、考えながら書くので手戻りも多くなります。
それに対して、素材が揃っている場合は、並べてつなげて書くだけです。選択肢も少なければ手戻りも少なくなります。
ということで、ラクに書くためには事前に素材を集めておく必要があります。
素材とは何でしょうか。ライティング講座第1回で「何を書くか」ということを学びました。私達はプロではないので、ただ学んだことを書けばいいということです。ということで、私にとっての素材とは「学びのインプット」ということになります。「書く」というアウトプットを前提に、「インプット」で素材を集めながら学習していけばよいのです。これを意識しながら学習すれば簡単に素材は集まりますね。
素材集めのパターン
ここからは、素材を集める方法についてです。学びのための素材はいろんな種類があります。
これを集める場所(素材置場)が必要です。
昔は素材といえば、紙で保管するくらいしかなかったですが、今はデジタル化・クラウド化が進んでいて、無料で使える素晴らしいサービスがたくさんあります。その中で私が使えそうなのは以下です。
Notion
X(Twitter)
Togetter&アーカイブ
ノンプロ研読書アプリ
Google Keep
Notionの活用
Notionは数年前に突如として現れたサービスで、メモだけでなく様々な情報を保管できるデータベースとして使うことができます。
私もNotionを使い始める前はGoogleドキュメントやスプレッドシート、Google Keepやテキストファイルに書き溜めていましたが、最近はNotionを活用させてもらっています。
Notionの良いところは、文章、画像、ソースコード、URLリンク等が同じページにまとめて書き込めるところです。今回は例として、何かの手順メモをNotionでまとめてみる方法が紹介されました。
あと、Notionのデータベース機能を利用した、ネタ管理データベースを作ってみるというのも教わりました。私はNotionのデータベースはあまり使いこなせてないので、これを機に作ってみようと思います。
この手順メモとネタ管理データベース作成の2つは今回の宿題になっていますので、取り組んでみたいと思います。
X(Twitter)の活用
他にも、X(Twitter)の活用についても学びました。ノンプロ研では学習効果を高めるためにイベントや講座で学んだことをXでポストするアウトプットが推奨されています。私もイベントなどではたくさんツイートします。
イベントから少し時間が経つと内容はかなり忘れてしまいますが、ポストした内容は半永久的に残ります。それをXの検索機能やTogetterまとめで探すことで素材として残すことができます。
読書での素材の活用
学習のインプットとして読書は一般的です。しかし、読書は読むだけだと読んで終わりになってしまい、後には残りません。小説などのように読むこと自体が目的であればそれでもよいのですが、学習目的で読書をするのであればやはりアウトプットも必要です。
学習のための読書は、アウトプットを意識して読むのがおすすめです。Xでポストしながら読んだり、内容をメモにまとめながら読み、読み終わったら書評を書くというのも、読書を素材として活かすことができます。
こちらも今後読書をするときは心がけていきたいと思います。
まとめ
今回学んだことのまとめです。
文章をラクに書くためには、選択肢を減らす
選択肢を減らすためには、書く前に素材を集める
書くことを前提に素材を集めながら学習する
素材置場を作って素材を集めていく
ということで、今回は文章をラクに書くための素材の集め方について学びました。素材は文章の基になる大事な要素です。素材がないと何も書けません。
今回学んだことは今回だけの内容ではなく、今後学習を続けていく上での基本であり、死ぬまで実践した方がよい内容だと思いました。
素材を集めながらインプットをするというのは、慣れるまでは少し大変かもしれませんが、習慣化することでラクに素材を集められるようになりたいと思います。
今回は以上です。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。