見出し画像

「湯治宿」高東旅館2211ー10〈旧細倉鉱山資料館など〉(宮城県川渡温泉=旧鳴子町=)

11月6日からいつもの高東旅館に2泊3日で行ってきた記事その10となります。すでに初めて書き込んでから半年がたとうとしておりますが、もうしばらくお付き合い願います。
トップ画像は細倉マインパーク内に掲げられている細倉鉱山の概要に関する説明図です。
また概略と前回09の内容は下記を参照願います。また本稿10の内容は、細倉マインパーク周辺の内容が中心となります。

帰りは行きとは異なり、一関インターを超え、厳美渓近くから県道・広域農道に入り、R457から細倉鉱山資料館を目指したどり着きました。ツーリングマップル東北2022にも「細倉鉱山資料館」がクレジットされていましたが・・・・

廃墟状況でした・・・

せっかく来たので入口付近からちょっと覗いてみました。

外から入口を撮影
カウンターに貼ってあったポスターです。
少なくとも2015年当初までは閉館していなかったようです。
受付時記入場所らしきところに日付がでていました。
この日がこの場所でのの最終営業日だったのでしょうか?
「旧鉱山資料館前」という上書きがされた目の前のバス停です。
思ったよりバスの本数多いです。というのは対面に大きな事業所があるからです。

大きな事業所とは、三菱マテリアル(昔の三菱金属など)子会社100%の「細倉金属鉱山」(現社名)です。鉱山閉山後も鉱山で培った技術を使い事業を営んでいます。全景の写真は撮っておりませんが、以前鉱山資料館の駐車場だったところはこの会社の駐車場になっているようで、ほぼ満車でした。

旧鉱山資料館から見た事業所の一部
鉱山資料館時代の駐車場は会社の駐車場となっている模様

細倉鉱山がいかに大きかったかといえば、東北本線石越駅まで約25kmにわたり「栗原電鉄」という私鉄が走っていたことです。貨物中心でしたが閉山後貨物営業廃止となっても走り続け、電化設備が老朽化で更新できなくなっても第三セクター化してディーゼルカー運行の「くりはら田園鉄道」として頑張りました。しかし、県の補助にも限界が生じ、2007年4月1日をもって廃止となりました。終点の「細倉マインマーク前」駅周辺にも当時の車両等が保存されており、いまでもホーム・線路が残されています。

石越方面
行き止まり方面。おそらく昔は鉱山内まで路線が続いていたことでしょう。
もくもくとした雲が青空を囲んでいるのがエモかったので、
駅舎も入れた写真も撮影してみました。
保存されている電気機関車と貨車。屋根で覆われていて、おそらくメンテナンスもされているので、運行終了後35年を経過しても思ったよりボロボロではありません。
電気機関車全景
電気機関車を正面から撮影
貨車全景
くりはら田園鉄道細倉マインパーク駅前跡の碑
横にまわっていつできたかなどを確認し忘れたのは、今になって思えばちょいとミス。

そういえば、国道47号で鳴子方面から古川方面に行き、旧国道457号との分岐点(池月のちょっと手前のところ、軽く右カーブしているところで細めの道を直進する感じです)の道端にたしか案内表示がでている「細倉マインパーク」には行ったことがなかったなぁと思い、だいぶ遅くなってきましたが立ち寄ることにしました。この記事は次回まわしとします。
案内表示そのものが映っている画像はさがしだせませんでしたので、どなたか高東旅館または鳴子方面に行ったときに撮影してアップいただきたいところです。記憶ではこのときもまだあったような気がします。
なおちょっと検索してみたところ、なんとキャラクターの「マイン坊や」は、ゆるキャラグランプリにも出ているようです。

下記ゆるキャラグランプリ公式サイトより画像を借用


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?