川渡六角牧場風力発電
※後日画像を「みんなのフォトギャラリー」より追加。
数日前のことですが、ちょくちょくチェックしているじゃらん予約サイトの「東五郎の湯 高東旅館」さんのお知らせ・ブログのところにて
世にまかり通る可笑しさ というタイトルで、風力発電設備が設置に向かうことについて意見が表明されています。
風力発電接地の具体的な場所は、東北大学川渡フィールドセンター内になります。アクセスについては下記のとおりで、川渡温泉の宿の立地からは直線で北(もしくは北西)側に5kmあるかないかの距離に位置しています。
このことについては昨年泊まったときに、同宿したヨシタカさんともどもお話を伺いました。そのときの内容はヨシタカさんの以下の記事をご覧ください。
そのとき、その場では自分ではコメントしなかったように記憶していますが、いまになって思えば、宗谷丘陵での自分の体験を話しておけばよかったという気がしています。
初めて宗谷岬までツーリングしたのは1996年夏のことでして、このときは日本縦断ツーリングを一つの目的としていました。当時はKLE250ANHELOといカワサキの250CCバイクにのっていました。
川崎港から長距離フェリーを使って宮崎港に上陸(もう航路廃止になって10数年がたちます・・・)し、最初に鹿児島県の佐多岬までおりたのち、四国、中国山地から北陸などを経由して、下北半島大畑港から室蘭港までフェリー(ここもとっくのむかしに航路廃止。ちなみに青森=函館フェリーと所要時間は同じく3時間50分の船旅)にのり、稚内市街から宗谷岬までたどり着いたというツーリングです。
たいていの方は岬で写真を撮り、近くの売店でなにか土産物を購入したり、食事をとった後、オホーツク方向(または稚内市街)へそのまま国道を走り続けるというパターンなのですが、振り返ると相当急角度の坂を上る道があり、ほんの数100mほど上りきると丘陵上に出ることもできるのです。
その展望休憩施設あたりから、緑の草原ごしに、断崖の先の宗谷海峡の、穏やかで丸く見える海をぼーっと見るのが好きでした。丘陵上も牛の放牧地ということ以外は自然そのままの状態でホントに癒される場所でした。
その後も何年か丘陵上にのぼっていて満たされた気持ちを満喫していたのですが、10年もたたないうちに背後の丘陵地に風車が林立するようになりました。非常に残念な気持ちを持つようになり、それ以後は1・2回上ったかどうかという状況です。
もっとも近年では、美深キャンプ場にテントを設営し、そこから宗谷岬日帰りということが多く、買い出しを含めると後ろの時間が制約されるため、ゆっくりする余裕があまりないこともありますけど。
ふと思い出したので書いてみた次第です。
【付記】
これまで高東旅館の宿泊について、タイトル部分で泊まり始めてからの回数でかきこんでいましたが、いつまでたっても進んでおらず申し訳なく思うに至りました。
ということで、回数の部分を宿泊した年月での記載に改め、泊まった順番に関係なく書いていくことに変更しましたのでお伝えしておきます。
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