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「湯治宿」高東旅館0806ー4(宮城県川渡温泉=旧鳴子町=)

トップ画像は前年3月末に廃止になった、くりはら田園鉄道終着駅の細倉マインパーク前駅です。廃線となった終着駅のホームから東北本線石越駅方面を写しています。
今回は2008年6月8日(日)の記録でして、この日も日帰りツーリングの内容になります。前日のツーリングメモはこちらをご覧ください。

当日の最初の目的地は細倉鉱山資料館のため、出発は8時半過ぎでした。資料館の位置など概要は地元商工会のサイトにあるこちらをご覧ください。

鉱山資料館に立ち寄る前に、1年以上前に廃線となったくりでんの駅の状況を見ようと立ち寄りました。意外にも廃止当時のそのままの状況のようでした。

鉄道廃止の張り紙
廃線少し前に映画「東京タワー」のロケ地になったとのこと。
廃止2年目になっていましたが、ノートが置かれていました。
鉱山側にむけてホーム撮影
駅付近にあったマンホール

その後鉱山資料館に移動し、鉱石などの展示物をざっと見学して15分くらいで出ようとしたところ、記憶によれば過疎のこの地、お客さんは自分1人だったということもあり、ビデオを流していただいて、結局さらに30分ほど滞在することとなりました。とくに後半部分は昭和62年の閉山に関するドキュメンタリー部分で、なんとも切ないものでした。

細倉鉱山についてはウィキペディアにかなり詳細な記載があり、「最盛期は岐阜県神岡鉱山に次ぐ規模の、日本を代表する鉛、亜鉛の鉱山であった」とのことです。
高東旅館からクルマで数十分で行けますので、数日滞在される方は一度訪れてみることをお勧めします。新しい内容が補充されにくいこの手の施設は、いつまで存続しているかわかりませんしね。

その後は花山からR398を北上し、02-1のトップ画像にした栗駒神水で湧水を汲んだ次第です。水質検査結果の看板だけを撮影した画像があるので貼り付けておきます。

2008年6月の地震前の画像なので、現在もこの看板かは保障の限りではありません。

その後は須川高原温泉に抜けましたが以前入浴したこともありパスし、祭畤大橋から栗駒ダムの脇を抜け、ツーリングマップルに記されていた旧栗駒駅そばにある「金龍」にて、1600円の栗駒牛の牛丼で遅めの昼食としました。ほんとはステーキでも食べようと思っていたのですが、さすがにそこまではお金が出せず牛丼にとどめました。もちろんこんな高価な牛丼を食べたことがないこともあって、ほっぺたが落ちるほどおいしかったという記憶が残っています。

ちなみに花山から祭畤大橋あたりのルートですが、note相互フォローしている高橋一喜さんの『日本一周3016湯』(幻冬舎新書)の記載によれば、6月8日~14日のところでの入浴順からすると、当日同じほぼルートを通ったように読めます。もっともただひたすらオートバイを走らせていたわたしと、1日数湯入浴されていた高橋さんとでは時間の使い方が全く異なっているので、直接お目にかかったり、クルマを追い抜いたりはしていないかとは思います。

その後は岩出山経由(ということは、たぶんトラストでなにかを購入)で15時前に高東旅館に戻り、中央競馬G1の安田記念を見たというメモが残っています。前年牝馬でダービー馬となったウォッカが勝利したレースです。
ちなみに2008年は地デジ前の時代で、別館のテレビには料金箱が備え付けられており、1時間100円でして、テレビの位置は、現在冷蔵庫が備え付けられている場所に配置されていました。ただし当時の記憶によれば、1日あたり300円を払う「テレビ解放」という料金体系があり、予約時にこの旨をつたえて予約すると、入室時にコイン接続からテレビを切り離していただき、自由にテレビが見られるという仕組みもありました。このときは基本毎日外出なのでテレビ解放にはしていなかったと思いますが、どこかでテレビ解放にて滞在したことがあるかと思います。

次回は帰る日で基本高速にのっているだけでして、それほどの内容の記事にはなりませんが、項を改めることとします。

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