川渡温泉など2023春その6(朝散歩編3)
トップ画像は川渡郵便局から川沿いに江合川方面に歩いたところの光景です(写真の向きは逆方面の上流方向)。
刈払機が入ったところと、まだのところがわかるかとおもいます。
近隣にお住まいの方か、業者さんかはわかりませんが、小河川の整備に当たられる方には感謝です。
ちなみに前回の朝散歩編2はこちらをご覧ください。
この日は郵便局の脇の川沿いを江合川方面に向かって歩き、河川敷の公園のところまで出て、公衆浴場の前から旧家畜市場と公民館を通って高東旅館に戻るという行程でした。昨日の白糸の滝へは思ったよりも時間がかかったので、この日は短めにしました。
写真をいくつかアップしておきます。
ネーミングは家畜市場となっていますが、競走馬のセリもここでおこなわれていました。旧鳴子町内にも高友産業や斎藤牧場など、かつて競走馬の生産牧場があって、そのうち斎藤牧場には、30年前の競馬ファンにはおなじみのツインターボ号が競走馬引退後即種牡馬として繋養され、お墓もそこにあります。先日のジャパンカップにおいて大逃げで話題となったパンサラッサ号の走り方を「令和のツインターボ」とマスコミやネットで表現されたこともあり、少なくとも競馬に関心のある方にはご存知の名前だと思います。
ちなみに1990年のダービー馬アイネスフウジン号も種牡馬としての最後はここ繋養でして、お墓もここにあるとのことです。
お墓の見学については、ここをクリックして、その方法に従ってください。
また郵便局のそばに出てくる県道をさかのぼった、山一つ南の加美町宮崎地区には、サラブレッドの生産牧場(菅井澄さんの個人経営)があり、2021年の生産馬である2023年現在2歳牝馬のノーブルレイン号が中央競馬粕谷 昌央厩舎に入厩しています。11月末現在まだ未出走のようですが、いずれ走る日を楽しみにしたいと思います。
公民館の入口あたり(家畜市場の入口近くでもあります)には、4本の碑がたっています。
アラブ(正確にはアングロアラブ系)馬はサラブレッドに比べ丈夫で、短い間隔で次の競走に出走できることもあり、馬の値段も安く在厩頭数が少なくて施行できるため、ほぼ地方競馬で走っていました。
時代を経るごとに、娯楽の多様化やサラブレッドに比べてスピードが劣ること、そしてバブル崩壊後の不景気(失われたウン十年)が決定的となり、平成に入るあたりから生産馬の減少と地方競馬場の売り上げ減による閉鎖またはサラブレッド競走化により、ほぼアラブ馬の生産が0となり、宮城産馬もほぼなくなってしまったというのが顛末です。
なお会長理事として記されている大石正光氏は当時政治家で、事実上の初代環境庁長官で農林族かつハト派でも知られる大石武一氏の子息です。
ちなみにわたしは、ウン十年前は競馬場にも毎週に近いくらい通っていたくらいはまっていた時期もあり、北海道ツーリングの際には名馬をめぐって生産牧場へも幾度も行ったことがあるのですが、いまは年何回か、PATで買うくらいです。ただ、社会現象として競馬はテレビで見続けています。イクイノックスすごすぎですわ。
最後にこの写真で散歩編を終えることとします。次回をお楽しみに。
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