技術の進化が速すぎるから人間はサイボーグになるしかない。
技術の進化についていけなくなったら年を重ねた証拠、なんて言われていた気がするけれど、今の技術の最先端についていけてる人って一体どれくらいいるのだろうか?
無理だろう。普通に。ついていけてる時点で、それなりの収益を出せるくらいの価値はあると思う。それくらいに今の技術の進化は進みすぎている。情報技術にせよロボット技術にせよ医療技術にせよ、恐ろしいほどに進化が止まらない。
これでは老化している人間がいるのではなく、人類全体が老化しているようなものだ。あまりにも技術レベルの高さと量が膨大している。この先、人間に扱いきれるだろうか。いや、無理だろう。人間に脳力強化チップとかを埋め込んで、人間の力を底上げしないと無理だ。
とは言っても、人間が人間を世界のトップにしておきたいという執念はすごいだろうから、本当に脳内にチップを埋め込む日が来るかもしれない。それで記憶力が100倍とかになるのならば、そこで圧倒的な差がつくだろうから、爆発的に増えるだろう。
もしくはサイボーグ的な感じだろうか。iphoneとかの端末って感じよりかは、もっと自由自在に自分の手足のように機械を操れればそれはもうサイボーグと言っても良いだろう。そういう意味ではapple vision proとかがそれに近づいているのだろうか。指を動かすだけで、言葉を発するだけで機械を操れれば、もうそれは自分の体だと言っても良いだろう。体の動きと機械が連動すれば、サイボーグだ。
遺伝子が急に進化することはないだろうから、この流れは必然である。そうでなければAIロボットに駆逐されるだろう。変わらなきゃ生き残れないのが世界だ。自分で作り上げたものに、自分の存在を脅かされるってのは恐ろしい話だが、それは昔だって子が親を殺すようなことはあったのだから自然の摂理かもしれない。
予想ができない未来というのはワクワクするけれど、その未来があまりにも自分についていけないレベルだった場合、恐れの感情の方が強くなる。それこそがAI反対運動の一端でもあるだろう。世界が良くなっても、自分が幸せになれない進化を人は望まない。