シニアだけどSCAMPER使ってます
どうも、駆け出しシニアのHot3DegC(ホットサンド)です。
皆さん、行き詰まったアイデアを活性化したい!独創的な発想で周囲を驚かせたい!
そんなことを思ったことはありませんか?
今回は、創造性を上げる魔法のフレームワークをご紹介します。
その名も
「SCAMPER」
です!!
読み方は、スキャンパーと読んですが、聞いたことあります?
私は、よく現場の課題を改善して新しい価値を創出する最近はやりのDX(デジタルトランスフォーメーション)業務に関わることが多いため、常々課題解決の手法やアイデアについてこのSCAMPERというフレームワークを活用してブラッシュアップしています。
SCAMPERとは?
まずはじめに、SCAMPERは既存のアイデアや製品を改良したり、新しいアイデアを生み出したりするために使用される創造性を促進する問題解決手法です。
所謂、思考系のフレームワークになります。
S Substitute(代替)
C Combine(結合)
A Adapt(適応)
M Modify(修正)
P Put to another use(転用:他の用途に使う)
E Eliminate(排除)
R Reverse(逆転)
「代替」、「結合」、「適応」、「修正」、「転用」、「排除」、「逆転」の7つの英単語の頭文字を取って名付けられています。
SCAMPERを使うメリット
SCAMPERを活用すると以下のようなメリットが発揮しやすいといわれており、私は主に問題解決を検討する際のベストな方法を模索する場面で、SACAMPERの思考方法に則って検討を進めます。
創造性を高め、独創的なアイデアを生み出すことができる
既存のアイデアや製品を改良し、より良いものにすることができる
問題解決を促進し、新しい解決策を見つけることができる
チームワークを促進し、より良いアイデアを生み出すことができる
問題解決のような負の状態から良くしていく場合でなく、何かしらの物事に対してより良いアイデアを創出することが出来るのがこのフレームワークの特徴ですね。
なので、至るところでこの思想が役立ちます。
SCAMPERの使い方
では、実際にSCAMPERというフレームワークはどのようにして使っていくのかを確認してみましょう。
改善したいアイデアや製品、課題を1つ選択します。
選択した物事をSCAMPERの7つの言葉(代替・結合・適応・修正・転用・排除・逆転)と順番に見比べます。
各単語毎にアイデアや製品、課題を単語の意味を踏まえてどのように改善できるかを考えてみます。
思いついたアイデアを書き留めます。
すべての単語について考え終えたら思いついたアイデアを評価します。
最も有望なアイデアを選んで、さらに検討します。
この流れを改善したい物事ひとつひとつに対して繰り返し行っていきます。
また、単語ごとのアイデアを検討することが困難な場合は、無理せずにスキップしていくことがスムーズに進められるコツですね。
アイデアは、連想されて磨かれていく傾向が強いので、小さなことには気にせずにスピード感をもって勧めるのが閃きの真髄だと思います。
SCAMPERを使う際のポイント
フレームワークと聞くと、日本人にありがちなのはお作法に従いすぎる傾向にあるのですが、こういうフレームワークは大筋の手順とその効果を理解して進めることが望ましいです。
大きなポイントは以下の3つで、私の経験上ではこれさえ押さえていれば概ね大丈夫です。
自由な発想で、常識にとらわれないように考える
他の人の意見を取り入れる
遊び心を持って取り組む
とはいえ、慣れていないとすぐに不安になったり、常に良し悪しを気にしてしまいますので、まずは数をこなして慣れてみるのが良いですね。
SCAMPERの活用例
先ほど、私は課題解決によく用いていると言いましたが、一般的には下記のような場合に用いるのも有効とされているそうです。
商品開発: 既存商品の改良や新商品開発
マーケティング: 新しい広告キャンペーンや販売促進策の企画
日常生活: 料理のレシピやインテリアのアイデア
確かに!料理のレシピは納得です。
私は、良く夕飯の残り物の味変を検討するのですが、「肉じゃが」に「カレー粉」を追加して「カレー」に味変するのはアリなのではと思い試したこともあります。
これは所謂、「結合」と「転用」のアイデアが組み合わさったものかと思います。
実は、皆さんも私のように知らず知らずにSCAMPERの基礎となる思考を使っていたりするのですが、より良いアイデアを創出するためにもう一段理解を深めてみるのはどうでしょう。
SCAMPERでアイデアを生み出すコツ
SCAMPERに限らずだと思うのですが、アイデアを生み出すには、以下のことを意識すると良いとされております。
多くのアイデアを生み出すことを目標にする
批判せず、自由に発想する
アイデアを組み合わせる
意外なところにもヒントをある
私は、特に「アイデアを組み合わせる」という言葉が大好きで、少し古い言葉ですが、マッシュアップ(Mash Up)という2つ以上の物事を組み合わせて新しい物事を生み出す方法があります。
SCAMPERでいうところの結合(Combine)をいつも意識しています。ゼロからイチを生み出すのはとても難しいのですが、イチとイチを結合して、新しいものを生み出すのは比較的容易なのではとの持論です。
最後に
SCAMPERは、誰でも簡単に使える創造性を促進するフレームワークです。
ぜひ皆さんもSCAMPERをつかってアイデアを爆上げして周囲を驚かせましょう!!
よろしければサポートお願いします!頂いたサポートは記事テーマのツールやアプリの購入費に使わせていただきます!レビュー希望のツールなどあればコメント頂けると嬉しいです。