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「第1回ハチ北高原ひまわり祭り」〜雨にも負けないパワフルなイベントを徹底紹介!!〜

こんにちは。TERUMIです。このたび、地元であるハチ北高原を応援するべく、独占取材を行ってきました!お付き合いくださると嬉しいです。

「ハチ北高原」ってどんなところ?

ハチ北高原」と聞いて、ピンとくる方はどのくらいいらっしゃるでしょうか?ハチ北高原とは、兵庫県の北部地域にあり、関西ではスキー場として有名な場所です。

ハチ北高原は一年を通して大自然を生かしたアクティビティが楽しめます。

・冬の定番!スキースノーボード
・キャンプサイト「グリーンパークハチ北」でのキャンプ
・トレイルランナーの練習にピッタリ!世界ジオラン練習会
・子供からお年寄りまで楽しめるスポーツのマレットゴルフ
・姫ボタル・平家ボタルが見られるホタル鑑賞
・音楽を楽しめるハチ北ミュージックフェス

また雄大な自然を体感できる鑑賞スポットもあります。
・古くから住民に大切にされてきた昇竜の滝
・ロープ・はしご場の登山道を登った先にあるアドベンチャー展望台

 アクティブに楽しんだり、静かに感じてみたり、いろんなことができる大注目のスポットです。

 

「ハチ北高原ひまわり祭り」とは?

イベントの概要

▶︎名称:ハチ北高原ひまわり祭り
▶︎開催日時:2021年8月8日(日)     11:00〜16:00
▶︎開催場所:ハチ北高原ウエストヴィレッジ
▶︎入場料・ひまわり鑑賞料:無料
  ただし、ブルーベリー狩り20分500円、飲食代は別途必要。
▶︎主催:ハチ北観光協会
 協力:ハチ北高原ウエストヴィレッジ
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「ハチ北高原ひまわり祭り」は2021年8月8日(日)にハチ北高原ウエストヴィレッジで開催されました。

ハチ北高原ウエストヴィレッジとはハチ北高原のすぐそばにある農場です。その農場の管理人である西村さんは、数年前からひまわりとブルーベリーを栽培しています。丹精込めて育てたひまわりの鑑賞と、ブルーベリー狩りを楽しみながら、「訪れたお客様に元気をおすそ分けしたい!」という思いで企画されたイベントです。

来場者の方には、ひまわり鑑賞やブルーベリー狩り、また食事を楽しんでもらいながら、今回のメインイベントである演奏を聴いてもらいます。今回の演奏者は地元メンバーで構成された「大笹村民ユニット」と、エレクトーン奏者の「稲継亜希子」さんの二組です。

のぼりが目印


トラブルだらけ??イベント前から当日まで

ギリギリまで心配されたひまわりの開花

肝心のひまわりですが、実はイベント開催のギリギリまでほとんど咲いていない状態でした。2021年の夏は気温が低く、植物が育ちにくい自然環境でした。さらには野生のシカによる食害も・・・。ですが困難を乗り越え、何とか開催に間に合うように咲いてくれました。

開催の6日前、8月2日のひまわりの様子 

当日は、まさかの雨

天候に恵まれ、ひまわりは何とか咲いてくれました。しかし当日はまさかの土砂降りの雨!!ひまわり祭り開始の時点ですでに曇り空でした。そしてイベント開始直後からポツポツと雨が降り始め、メインイベントである演奏のタイミングでは地面に水溜りができるほどの大雨が!!

開催当日、8月8日のひまわりの様子

このような状況にも負けず、どんなひまわり祭りとなったのでしょうか??


イベントの内容

11:00  開場

天候の悪化が危ぶまれる中、ゆるりと第1回ひまわり祭りの開場です。会場にはお客さんやスタッフを含め約40名ほど。シニアのカップルや子どもや赤ちゃんを連れたファミリーまで、さまざまな年齢層の来場者がいました。

11:30  出店販売&ブルーベリー狩り開始

開場から30分。楽しみの一つである出店(でみせ)がオープン!メニューは地元但馬牛の肉を使って作られたコロッケ(160円/個)や、カレーライス(500円)の2種類です。大きなタライの中には、よく冷えたソフトドリンクやアルコール類も豊富に準備されていました。私と一緒に参加した娘はコロッケがお気に入りで、一個目を食べ終わったあと、追加でもう一個を完食しました。

但馬牛の肉を使ったコロッケとカレーライス

食事を食べた後、私と娘は初めてのブルーベリー狩りに挑戦しました。

入場料金は1回500円です。大人も子供も同じ料金です。手のひらサイズの透明な容器1個と、容器を留める輪ゴム1個を受け取りました。私と娘は二人で1回分の料金を払いました。
青いネットをくぐり、お気に入りの木を見つけたら、それぞれが自由に摘み取っていきます。摘み方のレクチャーはありませんが、8歳の娘でも簡単に上手に摘み取ることができました。
とてもフレッシュでパンパンに膨らんだ、紫色のブルーベリー!!
途中で娘の顔に蜘蛛の巣が引っかかるハプニングもありましたが、それもまた楽しい思い出です。

たくさんの実をつけるブルーベリーの木
紫色に熟れたブルーベリーを摘んでいきます。容器のサイズ感はこれくらい。

14:00  無料演奏会開始

食事やブルーベリー狩りを楽しんだ後は、無料演奏会の始まりです。
まずは大笹村民ユニットによる演奏です。セットリストを紹介します。

♩マリーゴールド/あいみょん 
♩ひまわり/山崎まさよし 
♩トレイルラン/大笹村民ユニット(クレイジーウエストマウンテンのカバー)

大笹村民ユニットのトモヒロさん
大笹村民ユニットのYUICHIROさん

大笹村民ユニットとはその名の通り、大笹地区の村民の方々です。大笹(おおささ)とはハチ北高原の麓の集落の名前です。普段はそれぞれのお仕事をされていますが、趣味の音楽をともに楽しみながら、ハチ北の発展に力を尽くされています。

土砂降りの雨に負けない、熱いステージを披露してくださいました。

続いてメインゲストである稲継亜希子(いなつぎあきこ)さんによる演奏の始まりです。稲継さんは兵庫県豊岡市出身のエレクトーン奏者。迫力の演奏が多くの方の支持を得ており但馬地域を中心に精力的に活動されています。セットリストを紹介します。

♩ひまわり/葉加瀬太郎
♩ひまわりの約束/秦基博 オリジナルアレンジ
♩海の声/BEGIN
♩恋/星野源
♩つばさをください/作詞 山上路夫、作曲 村井邦彦
♩もののけ姫/米良美一
♩ふるさと/岡野貞一
♩糸/中島みゆき
♩DOCTORS/DOCTORS〜最強の名医〜メインテーマ

稲継亜希子さん
稲継さんのステージを楽しむファンのみなさん

途中のMCで「『ひまわりの約束/秦基博』では、自然の中に合うように電子音を控える演奏を意識した。」と稲継さん。

それにしてもなかなか雨は止みそうにありません。

♩海の声/BEGIN では壮大なオーケストラがハチ北の豊かな自然とマッチして、音色が心に染み渡るような空間を作っていました。

ときおりテントに溜まった雨水が滝のように流れ落ちていきます。

最後の演奏曲はテレビドラマ「DOCTORS〜最強の名医〜」のメインテーマです。稲継さんは「コロナによって毎日大変ですが、もとの日常がもどるようにという願いを込めて選曲しました。」とおっしゃっていたのが印象的でした。稲継さんはそれまでのしっとりした曲から一転、希望に満ちた曲調の同曲で演奏を締めくくります。

そして激しく降っていた雨もいつしか小降りになり、やがて晴れ間が。演奏の最後にふさわしい大自然からの粋な演出となりました。

15:30  出店販売・ブルーベリー狩り終了

全てのプログラムが終了し、出店販売・ブルーベリー狩りが終了しました。演奏機材の撤収作業が始まります。イベントを楽しんだ来場者の方々も帰路につきます。稲継さんは訪れたファンと一緒に記念撮影を楽しんでいました。また稲継さんに応援のメッセージを送るファンもいました。

16:00  閉場

楽しかったイベントは雨上がりとともに閉場しました。今回のイベントの開催場所のオーナーであるハチ北高原ウエストビレッジ代表の西村さんは、「第1回目の開催ということもあり、全てが手探りだった。直前までブルーベリーの実り具合や、ひまわりが咲くかが心配だった。今日は雨でどうなることかと思ったが、来てくださったお客様に楽しんでもらうことができてよかった。」とおっしゃっていました。


参加者の声

参加者の方にも感想を聞きました。

◆「エレクトーンの演奏を屋外ライブのようなかたちで聴くのは初めてだった。雄大な自然の中で迫力のある演奏が聴けて良かった。」(30代女性、香美町)
◆「ブルーベリー狩りをするのは初めてだった。酸っぱくておいしかった。」(8才女児、香美町)
◆「コロナ禍の中でこういうイベントができて良かったと思う。消毒液の設置などもあり安心できた。」(50代男性、豊岡市)

それぞれの楽しみ方ができたイベントになったようです。


閉場後のサプライズ

閉場後には、主催者の計らいでサプライズの演奏会を実施。アイリッシュスタイルを得意とするフルート奏者の方の演奏はとても心に響きました。次回はぜひメインステージでの演奏に期待しています。

フルート奏者のじゅんきくん
じゅんきくんと大笹村民ユニットのみなさん


次回の開催

この記事を執筆している2022年2月の時点では、公式な発表が出ていません。次回の開催はおそらく2021年と同様の時期になると予想しています。開催に関する情報が出ましたら、記事を更新しますね。


来場される方へ

駐車場について

こちらの会場には駐車場がありません。来場者は会場の近くのゲレンデ駐車場に駐車し、現地のスタッフに会場まで送迎してもらいます。

トイレについて

また、設備の関係上トイレがありません。ですのでトイレに行くときは現地のスタッフがゲレンデ駐車場にあるトイレまで送迎してくれますので、声をかけてください。


イベントに関するお問い合わせ

ハチ北観光協会     8:00〜17:00  木曜日定休日
〒667-1344 兵庫県美方郡香美町村岡区大笹15-1
TEL:0796-96-0732   FAX:0796-96-0341   
mail:hatikita@mxa.nkansai.ne.jp


最後に

地元のみなさん、この度は取材に協力していただきありがとうございました。ふるさとの発展を願っています。
稲継さん、撮影を許可してくださりありがとうございました。

最後まで読んでくださった読者のみなさまありがとうございました。




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