見出し画像

#62「ゼロからのフリーランス講座」のスタッフをしてみて分かったこと

受講者13,000人(今は15,000人だった……と思う)の人気Webスクール「フリーランスの学校」の出張セミナー、「ゼロからのフリーランス講座」。

これは、SNSフォロワー数17万人超えの同スクール代表者「しゅうへい」氏(@shupeiman)が講師をつとめており、「1万人に直接会う」ことを目標に、ただいま絶賛全国巡回中のリアルセミナーです。

1年前までは「フリーランス?なにそれ?」と思っており、あまつさえこんなnoteまで書いてしまったわたしではありますが……

いつの間にか、ちゃっかりとセミナーのスタッフとして暗躍(?)していたわけですよ。

そんなわたしこと、Webライター&音声コンバーターのながれのほとりが、実際にセミナーのスタッフを体験してみて、感じたことや得られた学びをつらつらと書いておきたいと思います。

セミナーに興味を持たれた方、あるいは今後セミナーを主催してみたい方は必読ですよ!

①「ここでやっています!」と分かりやすく示すべし

5月26日(木)13時30分。わたしは会場となる「寿ビル」の1階で立ち尽くしていました。3階建てのスタイリッシュなビルの中は人気(ひとけ)がなくてガランとしていたのです。

「本当に、ここが会場なの?」

スタッフのわたしでさえこう思ったのだから、初めて来場された方はなおさらですよね。

今から思うと、

・ビルの外にスタッフが立つ

・玄関周辺や会場の前にチラシを貼るなどする

こうすることで、

「ここが会場ですよ」

とはっきりと分かる工夫をすればよかったなあ、と後から気づいたのでした。

②感染症対策に配慮をすべし

会場1時間前に現地入りしたにもかかわらず、早くも参加者が1人来場! そこでほかのスタッフさんへの挨拶もそこそこに、あわてて受付を設定。

……てなことですっかり忘れていたんですよ。コロナ対策の消毒とか、体温測定とか、換気といったことを。幸い、会場がとても広かったので自然とディスタンスが取れていたのですが、来場者の中には内心気になっていた方もおられたのでは。

なお、会場にはなぜかキッチンが併設されており、そこにちゃんと手指消毒用アルコールが備え付けられていたことに気がついたのは、セミナー終了後でした……。

③開会前の雰囲気づくりは大事

やがてしゅうへいさんが御来場。しばらく会場のマイクやスクリーンの様子を確認されておられたのですが、しずかに開始を待つ来場者の様子を確認されると、

「うーん。音楽かけてもいいかなあ」

と自らのスマホでBGMを流されたのです。

いちおう、受付時には

・どこから来たか

・このセミナーを何で知ったか

など、来場者の方にはお声がけしたのですが、飛び入り参加者への対応などもあり、なかなか場を和ませるところまではいきませんでした。

しゅうへいさんからは、

「スタッフさんは司会などはしなくていいですよ」

とは言われていましたが、主宰側からの簡単な挨拶ぐらいはあったほうがよかったかな?とも思うのでした。

④寒いのはギャグだけにしておくべし

会場は設備がなかなかに最新鋭で、温度管理が難しかったです。

最初は室内が蒸し暑かったので、設定温度を23度にしていました。しかし、そのうち後ろの席の女性2名が相次いで上着を羽織りだしたので、あわてて室温を調整したのでした。

気温の感じ方には個人差があって難しいんですが、とくに女性は冷えすぎるとマジで体を壊すので、男性にとってはすこしぬるいと感じるぐらいの室温でちょうどいいのかもしれません。

⑤終わり時間には余裕を持つべし

今回のセミナーは16時半終演でしたが、会場のレンタルは17時まででした。なお、そのあと同じ部屋で別のセミナーが開催されるとかで、座席等の片付けは不要だったんです。

それでも、終わった後にしゅうへいさんに個人的に質問をしに来られた方などがおられたので、30分余裕を見て置いてちょうどよかったと思います。

なお、今後のセミナーでは会場で本の販売もされるとのこと。

だったら、本へのサイン会や撮影会とかの希望もあるでしょうから、片付けのことを考えると1時間は必要になるかもしれないですね。

⑥カメラは用意しておくべし

実は家を出る前に、コンパクトデジタルカメラを持っていこうかどうか迷ったんですよ。でも、スマホがあるし、重いからいいやと置いて行ったのが運のツキ。

というのも、休み時間にしゅうへいさんに

「ここの会場、広くてキレイだから、セミナーをPRする際に使いたいんですよ。だから、写真撮っておいてもらますか?」

と言われてしまったから。

結局、会場写真はスマホで撮影しましたが、カメラはないよりはあったほうがいいですよー、というお話でした。


⑦会場押さえは早めに動くべし

実は会場探しについては、すべてコンビニ副店長さん(@conbinioyaji)
にお任せで、わたしは全然関与していませんでした。しかし、こちらのブログを拝見するかぎりでは、かなりの御苦労があったようです。

地方都市において、限られた予算で交通のよい会議室などを確保しようと思うと、必然的に公共施設にしぼられがちになります。

しかし、世の公共施設というものは、たいてい半年前から予約が開始されるため、人気の施設は半年前から押さえないとすぐに埋まってしまうんですよね……

「人気の公共施設の予約をおさえるために、半年前の予約開始日の前夜から、徹夜で並んだ」

なんて話も聞きますから。

幸い、今回は公共施設ではないものの、とてもよい会場を借りることができました。会場探しには、こちらのサイトが役に立ったそうですよ。

コンビニ副店長さん、本当にありがとうございました!

⑧やっぱり駅の近くが最強説

当日は、平日の午後開催にもかかわらず、17名の方に参加いただけました。記憶に残っている限りで参加者がどこから来たかを書きだしてみると、岐阜市外からの参加もけっこう多かった気がします。
・岐阜市内
・関
・各務原
・大垣
※大垣はガキビス、ソフトピアジャパンなど、起業を行政が積極的に支援している

・恵那「名古屋のほうが近いんだけどねー」(車で2時間ぐらいはかかるのでは?)
・名古屋「名古屋のセミナーは、娘の成人式があったので行けなかったのよ」
・その他の県外「高山での商談がキャンセルになって時間が空いたから、ダメもとで来てみたよ」(事前申込みなしで飛び入り来場し、会場で講座を聞きながら参加費をクレカ決済しておられた。行動力がすごい!)

ちなみに、会場は岐阜駅からバスで数分とありますが、本数が少ないので、はっきりいって歩いたほうが早かったです。やはり駅の近くだと市外の方からもアクセスしやすいので、この会場で本当によかったなあと思いました。

まとめ)生しゅうへいさんは「でかい」「やさしい」「おもしろい」

最後に、参加者としての感想ですが、やっぱり生で見るしゅうへいさんはとっても背が大きかったです。しかし、今回主宰されたコンビニ副店長さんもしゅうへいさんと同じぐらいだったというオチが! 二人の貴重な2ショットを撮影しておくべきでした!

そして、講義終了後にわたしは、厚かましくもしゅうへいさんにある「営業」をかけたのですが、なんと二つ返事でOKをいただくことができました! 身長だけでなく、人としての器もでかい! そしてやさしい! 

あまりにもスムーズにいきすぎて、まだ現実とも思えないのですが……。せっかくいただいたこの機会を生かせるよう、がんばります。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?