#65 CNPワールドの歩き方
はじめに
最近、NFTの世界において注目を集めている「CNP」。
しかし、
「もう、CNPやらCNPJやら、いろいろあり過ぎてワケが分からない!」
という方もおられるのではないでしょうか。
実はわたしもその一人でした。そこで今回、このブログを書くにあたってざっくり整理してみました。
まずは大前提として、
・CN=CryptoNinja 【本家】
・CNP=CryptoNinja Partners【分家】
があります。
さらに今回ご紹介するCNPJは
・CNPJ=CryptoNinja Partnersのファンアート【分家の本家】
という位置づけになるんですね。
ちなみにCNPの【分家】としては
・Very long CNP…おでこが長いドット絵
・CNPX…擬人化美少女ジェネラティブ
・CNPG…ご当地CNP
・CNPB…BABY 人妻DAOのプロジェクト
・CNPR(rookies)…ルーキーズ。初心者向け
・CNP3D
(これ以外にもまだまだあるよ)
といった具合に実にたくさんあるんです。
なお、今回は「CNP&CNPJ」にポイントを絞ってお伝えしたいと思います。
1.CNPについて
1.1 CNPとは何ぞや
CNPとは、「CryptoNinja Partners(クリプトニンジャパートナーズ)」の略。2022年5月に販売され、その販売数は国内最多の2万2,222体。
これは「Partners」という名のとおり、本家である「Crypto Ninja(クリプトニンジャ)」の相棒キャラにフォーカスしたNFTプロジェクトです。
CryptoNinjaの世界には30人の忍者がいるのですが、そのうちの相棒がいる4体をクローズアップ(パンダのリーリー、タカのナルカミ、ヘビのオロチ、おばけのミタマ)したジェネラティブがCNPというわけです。
ジェネラティブとは、あらかじめ用意されたいくつかのパーツを機械で自動的に組み合わせて作っていくアート作品のこと。パンダやタカといった母体をベースに、色、目や鼻のパーツ、背景、武器、首かざりなどを変えながらどんどんキャラを作っていくのですが、例えば母体10体に8種類の組み合わせならば、10の8乗=1億通りと、ものすごい数の素体が作成可能で、しかもその1体ずつが全て一点ものだというすごさなんですね。
1.2 CNPは「サードプレイス」
では、このCNPを所有すると、一体どんなよいことがあるでしょうか。
最大のメリットは「仲間とつながれる」ということ。
NinjaDAOは、今や国内最大級のDAO。あまりに規模が大きすぎて、
「入ったのはいいけど何をすればいいのか分からない」
って方は、きっとおられますよね。
CNPがこうした方にとって、NinjaDAOでの活動を楽しむ一つのきっかけになればよい。これはイケハヤさんが以前Voicyで語っておられた理念でもあります。
例えばパンダのリーリーを買えば、NinjaDAOの中に「リーリー応援隊」というキャラ専用の応援チャンネルがあります。だから同じキャラのCNPを持っているメンバーや、クリエイターさんとも絡みやすくなるのです。
さらには、「CNPJの優先購入権をはじめとした各種イベントの優先参加券になる」というメリットもあるんですね。つまり、CNPを1つ買うだけで、次々と新しい楽しい世界への扉が開いていくというわけ。まさにCNPが居場所=サードプレイスになるということですね。
1.3 CNPはNinjaDAOの導き手
先ほどちょっとだけ登場した「NinjaDAO」ですが、国内最大級だけあって部屋がめっちゃたくさん存在し、「もはや何から見ていいのかわからない」という方も少なくないと思います。
実はCNPとは、このした「NinjaDAOが余りにも大き過ぎて見る専になっちゃった」「自分はクリエイターじゃないから、ちょっとみんなと絡みづらいなあ」といった迷える子羊たちに向けて発信されたものでもあるんです。
つまりCNPとは「コレを持っていれば、DAO内で会話のきっかけがつかめるよ」というコンセプトから生まれたもの。
だから、CNPの「P=パートナーズ」には、「忍者の相棒」という意味に加えて、NinjaDAOを応援する「仲間」を増やそうという願いもこめられているんです。
では、CNPを手に入れた後は、どうやって膨大な広さを持つNinjaDAOの世界を歩いていけばいいのか。その手順を簡単に紹介します。
ただし、なにもこの通りでなくてもいいし、「失敗したらどうしよう」と変に萎縮することもありません。だってNinjaDAOの精神は「クリエイターの可能性を信じよう」「失敗を歓迎し成功を喜びあおう」なのですから。
①NinjaDAOに入る。まずはDMを即オフに設定する!
NinjaDAOにおいては、「DM=詐欺」と思ってまず間違いありません。
②START HEREにある若葉マークの部屋をひと通り確認する。
詐欺被害が心配な方は「ハッキング被害の手口」部屋などで学習するもよし。
③「初心者部屋」や「JPーgeneral」(メインチャンネル)で「初も―忍」のスタンプを飛ばし、参加表明する
④アイコンを設定して、そのキャラのファンクラブに加入する
同じキャラが好きな仲間たちから「おめでとう」と言って絡んでもらえるはずです。
⑤ウォレットを接続すれば、見られるチャンネルが増える
一定の条件を満たした人だけが見られる鍵つきの部屋もあります。
要はどこから入っても楽しいんですが、メインページである「jp-general」は話の展開スピードが速いので、初心者なら「挨拶してからキャラの応援隊に入る」流れがよいのではないでしょうか。なお、プロジェクトが100以上あるので、興味のあるプロジェクトの部屋を覗いてみるのも楽しそうですね。
2.CNPJについて
次に、CNPJについて紹介していきます。
2.1 CNPJとは何ぞや?
「CNP Jobs(CNPJ)」は、CryptoNinja Partners(CNP)のファンアートの一つです。
クリエイターのうじゅうな氏が制作を、そしてイケハヤさんがマーケティングをそれぞれ担当しておられます。
うじゅうなさんは元会社員で、営業職が合わずに苦しんでおられました。「仕事をやめたいけれど、お金がない」
そこでCNPJを制作&それを売って当面の生活資金をつくろうとしておられたんですね。
その計画にSTOPをかけたのが、億り人マーケターであるイケハヤさん。
「こんないいものを軽率に売ってはダメ!」
ということで、イケハヤさんがマーケティングを全面バックアップすることになったとか。
「会社員としての生き方に苦しさを感じて、NFTを使って生きやすい道を選ぶ」という、もはや生き方そのものがエモいうじゅうなさん。
『100日後にギャグNFTジェネレーターとして転生(独立)し笑顔にして飯を食ううじゅうな』 (通称:『転うじゅ』)という4コママンガをNFTで販売しておられます。
さて、こんなうじゅうなさんが生み出したCNPJは、一言でいえばCNPの4種類のキャラクターたちがいろいろな職業に挑戦するジェネラティブCNPなんですね。
いろいろな種類の職業がピックアップされており、見ているとどれも欲しくなりそうなのですが、やはり今の自分と同じ職業のものに興味が惹かれます。
ちなみに「Webライター」はないかなと探してみると、なんと「ライター」と「ブロガー」がありました。絵面にすると違いが分かりにくそうな両者ではありますが、
・ライター:キーボードをカタカタしている
・ブロガー:右手にUSB充電器を持ちレビューを書いている
と、しっかりと区分けされているのには驚きました。
さらにCNPJには「転職システム」も導入されるそうで、新しいジョブがリリースされたら、手持ちのものと交換できちゃったりするそうです。ただし、失敗すると「ニート」になっちゃったりもするらしいですが。
さて、CNPJはいよいよ7月17日(日)よりプレセールが開始されます。
予定発行部数が11.111点、価格が0.001ETHということで、
「CNやCNPが欲しかったけど、ちょっと価格が高くなり過ぎて手が届かなくなっちゃった」
という人にとってはまさにうってつけのNFTだと思われます。情報は日々更新されていますので、ディスコードや公式Twitterなどで最新情報を入手してくださいね。
おわりに
わたしは、実はこのような「ブログを書いてNFTをもらおう」(※今回はホワイトリスト=優先整理券)的なキャンペーンに応募するのは2回目です。
1回目の応募は2021年末に実施された「ブログを書いてCNの岩爺NFTをもらおう」キャンペーン。
しかし、こちらの文章を読んで気づかれた方もおられるかもしれませんが、これを書いた当時のわたしはNFTについては全くのど素人でした(今もだけど)。
どのくらい素人だったかというと、
「万が一当選してしまったら、一体どうやって岩爺のNFTを受け取ればいいの?」
って本気で思っていたぐらい。
つまり、ウォレットどころか口座すら開設しておらず、さらにその方法を調べようともしていなかったってことですよ。
「もしかしたら岩爺って、FDやMOみたいな媒体に入れられて郵送されてくるのかしら」
って、半ば本気で思っていましたからね。なぜWeb3.0から1.0の世界へ戻るんだよって感じですよね。
でも、当時のわたしはWebライターとしてまあまあ順調に仕事を進めていました。それもあって、NFTに少しは興味があったけど、まあ、自分にはちょっと手が届かない世界だと思っていたんですね。
「こうやって一生クライアントワークを続けながら、老眼で字が読めなくなるまではこの仕事をやっていくんだ」
って信じていました。
あの日、洗面所に抜け落ちた大量の自分の髪の毛を見つけるまでは。
要はクライアントワークによるストレスで、体が黄信号を出していたのでした。その結果、ライターとしての幾つかの仕事をほかの人にお願いすることに。
そのときのわたしの気持ちは、一言でいうと
「ライター人生、もう詰んだな」
でした。
いくつかの要因が考えられるにせよ、クライアントからのFBに耐えられないような豆腐メンタルでは、今後ライターとしてクライアントワークを継続していくことはおそらくムリだろう。でも、自分から書くことを取ったら何が残るのか。そもそも会社勤めが合わなくて始めたWebライター業だというのに。
さらには「コンテンツコンバーター=音声の記事化を得意とするライター」を名乗りながらも、「有益な」Voicyに耳を傾けられなくなってしまったんですね。精神的に辛すぎて。
ところがある日、偶然、NinjaDAOのコミュニティーマネージャーであるDANKUさんの放送を耳にしました。
それは、聞いているこちらまでちょっと肩に力が入ってしまいそうな、語り手の緊張感がひしひしと伝わってくる配信でした。でも、そんな、決して流暢とはいえないDANKUさんの語りを聞いているうちに、いつの間にか涙が出ていたんです。
それまでのわたしは「わたしはこれからどうしたらいいの」とか「もうライターができないかもしれない自分、かわいそう」と、自分を哀れむ涙しか流していませんでした。
でもDANKUさんの語りを聞いていたら、悲しいのでもない、自己憐憫でもない、そんな涙が知らない間に流れていました。そしてその涙が、いつの間にか心の中のいろんなものを洗い流してくれたんですね。
あの放送を聞くまでは、巨大なNinjaDAO内でコミュニティーマネージャーを務めるぐらいだから、DANKUさんはコミュニケーションの鬼であり、立て板に水のようなすっごい流暢なしゃべりをされる方だと勝手に思っていました。
でも、現実はむしろ真逆。コミュニケーションが大の苦手で、この10分足らずの発信のために24時間ぐらいかけて、100回ぐらい取り直しされたのだそうです。
このDANKUさんの放送に心を揺さぶられた人は多かったようです。これまでvoicyでは見たことのないような膨大な数のコメントがついていましたし、ディスコード内でも「泣いた」「感動した」という声が数多くみられたんです。
「自分の弱さや傷から逃げることなく、正面から向き合い、そのままの姿で前に進もうとする一人の人の勇気が、これだけ多くの人に力を与えることができるんだ」
これはわたしにとって、本当に大きな発見でした。
わたしはずっと、もっと強くなりたい、誰になんと言われてもびくともしない、強靭なメンタルを持ちたいと願ってきました。でも、DANKUさんの放送を聞いて、なんだかそれは違うなってことが分かったんですね。
自分は多分これからも、望んでいるような強いメンタルを持つことはできず、おそらく弱いままだろう。でも、それでもいいのかもしれない。わたしという人間の個性はその弱いところにこそ表れるんだし、弱いからこそ、みんなに助けてもらったり、手伝ってもらったりできるから。
そして、実はNinjaDAOにはそうした強さと弱さを併せ持ったデコボコな人が多いなあということにも気づいたんです。
あのうじゅうなさんだって、イケハヤさんから「天才クリエイター」&「マーケティングができない人」認定を同時にされていますから。
そして、それこそがNinjaDAOが持つ魅力の一つなんでしょうね。
こんな思いがけない一つひとつの出会いを通して、わたしもCNPシリーズがほしいな、NinjaDAOの世界を歩いてみたいなと思うようになりました。なので現在、ひーこらいいながらもろもろの手続きを進めているところです。
この文章を読んでくださった方が一人でも多くその仲間に加わってくださり、NinjaDAOの世界にてお会いできたらうれしいです。