参加したい人の『不安』を解消するイベント告知における3つのポイント
こちらは、音声コンバーター&Webライターであるながれのほとりが、
気になる音声メディアを楽しく記事化していく企画です。
初回となる今回は、こた|Webライターさん(@0620_kota)がstand.fmにて配信された下記の音声を、御本人の許可をいただいてながれのほとりが文章化しました。音声もあわせて聞いていただくと、目と耳で楽しめる、1粒で2倍おいしい記事になりますよ!
こんにちは。Webライターのこた(@0620_kota)です。
今回は、
・オフラインでイベントを主催したい人
・主催者じゃないけど、スタッフとしてイベントを盛り上げたい人
・イベント告知をしたけど、イマイチ手ごたえが感じられない人
などに向けて、
・イベントの告知を見た人に不安を感じさせてしまうポイント
・その不安の解消法
について述べていきます。
イベントの集客をしたいのなら、告知はどうしても欠かせませんよね。
でも、思い切ってTwitterなどで告知したものの、
「イマイチ手ごたえがないなあ」
という経験をされた方、けっこう多いんじゃないかなあと思います。
実はぼくもそうでした。
あるとき、イベントのスタッフをすることになって、
「イベント集客のために告知をしたいけど、どういうふうに告知したらいいんかなあ」
と思い、いろんな人のイベント告知をあれこれ見まくったんです。
その結果、
「この人の告知、上手やな」
「上手なのは、きっとこういう理由からなんやな」
ということがちょっと分かってきました。
結論からいうと、集客のためには
「イベントに参加して」
とやみくもに訴えるよりも、
「イベントに参加したい人の不安を取り除いてあげる」
という視点が大事です。
ぼくはズバリ、イベント告知を見た人が不安に感じてしまうポイントは3つあると思います。
変な勧誘や宣伝がないか
自分以外にどんな人が来るのか
そもそも自分が参加していいのか
では、イベントの告知を見た人が不安を感じるポイント3つと、その解消法を順番に見ていきますね。
1|変な勧誘や宣伝がないか
2、3年前にぼくは、日ごろからTwitterで見ている方のイベントに行かせていただいたことがありました。SNSでつながった方のイベントにオフラインで参加するのは初めてだったので、やっぱり最初は不安だったんです。
なかでも
「変な勧誘があったらコワいなあ」
ってずっと思っていました。
これは多分、だれでも一緒でしょう。
オフラインのイベントに初めて参加するとき、数ある不安ポイントのなかでも一番大きいのは、「変な勧誘がないか」ではないでしょうか。
「会に参加したら最後、ナゾの宣伝をしつこくされて、変な商品を買わされてしまうんじゃないか?」
というのが一番コワいんですよ。
ですから、イベントの告知では、最初に
「変な勧誘をされる不安はないですよ」
としっかり言って、参加者の不安を取り除く必要があるんですね。
2|自分以外にどんな人が来るのか
2つ目に、
「私以外に、どんな人が来るのか。変な人が来たりしないか」
という不安があります。
ぼくが初めてイベントに行ったときも、やっぱり
「どんな人が来るんやろうなあ」
というのがとても気になりました。
そこで事前にあれこれ調べてみた上で、最終的に、
「Twitterでよく知っている人たちだから、大丈夫だろう」
と判断して参加を決意したんです。
ぼくの場合は、イベントの主催者さんがTwitterでよく知っている人だったので、まずはその方のフォロワーさんや、どんな人がツイートに「いいね」しているのかをしっかり調べました。
さらに、イベント告知のツイートを継続的にチェックしました。というのも、告知ツイートをリツイートして、
「わたしも、このイベントに行きます!」
とSNS上で表明する人もいるじゃないですか。それらを見て、
「こんな人も来るんやなあ」
と確かめる。そのうえで、
「これなら行っても大丈夫そうやな」
と最終的に判断したんですね。
このnoteを読んでくださっている人の中にも、
「このイベントにはだれが参加するか」
を事前にある程度把握してから、申し込みを決める人も多いんじゃないかなあと思います。
その結果、もしも参加予定者が
「この人とは価値観が違いすぎるなあ」
という人ばかりだったりすると、ちょっと行くのをためらいますよね。
ですから、イベントの告知をするときに押さえておきたいポイント2つ目としては、
「集まるのはいい人ばかり、安心な人ばかりだよ」
という点を、主催者側からしっかりプッシュして伝える必要があると思います。
3|自分がそのイベントに行ってもいいのか
3つ目は、
「そもそも自分がそのイベントに行っていいのかどうか」
ということですね。
結論からいうと、ほぼすべてのイベントにおいて
「どなたでも参加できます」
という告知は必須です。
ただ、イベント主催者側では
「そんなの言わなくても当たり前じゃん」
と意外と思いがちなんです。
けれどもぼくの体験からいえば、
「誰でも参加できるイベントであることを事前にちゃんと告知してもらわないと、初めての人には伝わらないことが多い」
と感じています。
こうしたイベントとしては、各種コミュニティーや、インフルエンサーさんのフォロワーさんが参加されるイベントなどが想定されますよね。ぼく自身もSNSなどでこうした告知を見たときに、
「これは常連のファンの人しか参加できないのかな?」
と感じたことが確かにあるんです。
そうしたときに、
「これはだれでも参加できます」
「〇〇コミュニティーのメンバーでなくても参加できます」
といった一言を添えてもらうと、
「私も行っていいのかな」
という不安が解消できます。
だから、イベントの告知のときは初見の人のためにも、
「だれでも参加できますよ」
ということを、最初にちゃんと言ってあげてほしいなと思います。
ということで、オフラインのイベントの告知をするときに、不安を与えてしまいがちな3つのポイントとその解決法について述べてみました。
1.変な勧誘や宣伝がないか?
⇒「変な勧誘や宣伝はないよ」と事前にはっきり言ってあげる。
2.自分以外にどんな人が来るのか?
⇒「いろんな人が来るけれど、いい人が集まるよ」とちゃんと言ってあげる。
3.そもそも自分が参加していいのか?
⇒「初めての人でも、誰でも参加できるよ」という点をプッシュしてあげる。
今回、このテーマを取り上げようと思ったきっかけの一つは、最近SNS、とくにtwitterを見ていて、徐々にオフラインのイベントが増えてきているなという印象を受けたからです。
コロナもオミクロン株が出てくるなど、まだまだ予断を許さない状態ではありますが、きちんとした感染症対策をしたうえで、こうしたオフラインのイベント開催を考えておられる人も多いのではないでしょうか。
ぼくは日ごろからWebライターとして活動する上で、ライティングの観点から読み手の不安をなくす方法についていろいろ研究しています。そこから分かったことがあったんで、今回、「オフラインイベントの告知において参加者の不安を取り除くためのポイント」として書かせていただきました。
おまけ|お手本にしたいイベント告知の配信とは
今回は、イベントの告知において、参加者に与えてしまいがちな不安点3つとその解決法をご紹介しました。
実はこの3つの不安点をすごく上手にクリアされている音声配信があったんです。
それはライターであるゆりにこさん(@yurichan_cosme)方が、音声配信チャンネルvoicyにて行われた配信です。
ゆりねこさんがイベントを主催された際に、告知をされた音声配信がめっちゃ分かりやすかった。
リンクはこちらです。
【2/6イベント情報】ゆりにこに会えます&ビックゲストは…✨ | ゆりにこ🌼「にこにこフリーランスラジオ」/ Voicy - 音声プラットフォーム
きっとゆりにこさん御本人は、ぼくが述べた3つのポイントがどうのこうのという意図はなく、純粋にイベントの告知をされていただけだと思うんです。にもかかわらず、今回の3つのポイントを実に上手にクリアされていたんですよ。
みなさんも、ぜひゆりにこさんの配信を聞いていただき、
「イベントの告知は、こういう感じですればいいんだな」
と参考にしてくださるといいと思います。
最後までお読みくださって、ありがとうございました。
これからもこんな感じで、Webライターやフリーランスとして活動しながら気がついたことなども述べていきます。よかったら「スキ」や「フォロー」ボタンを押してくださったらうれしいです。
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