占い師の言葉が「呪い」になるとき
こんにちは。ほともこです。
今日は年間サポートセッションをご利用の
お客様からいただいた声からご紹介します。
⚜️10年以上、占い師の言葉が呪縛だった
N様、掲載許可ありがとうございました。
⚜️育て方を間違えてはいけないという呪縛
N様は10年以上前
ある占い師さんに
小学生だった息子さんについて
「育て方を間違えたら大変なことになる」
と言われたのですが
その占い師さんからは具体策もなく
どうしたらよいのか、と
ながらくその言葉に悩まれていたそうです。
実はN様のご相談内容のメインは
会社の新規ビジネスについてで
ターゲットやSNS戦略など
ビジネス戦略について9割時間を割いた後
最後の最後に
上記の息子さんのご相談をいただき
私が息子さんの
ホロスコープを再解釈しました。
すると10年以上にわたる
「育て方を間違えてはいけない」
と、当時の占い師さんに言われた
言葉の呪縛がとけたそうです。
⚜️占いが「呪い」になるとき
ここでお伝えしたいのが
どんな占術であろうと
解釈もアドバイスも
占い師の価値観、経験値によるもの。
その人の限界値を越えた時に
恥や恐れを刺激され
アドバイスが呪いの言葉になります。
今、占星術をはじめ
その他の占いを勉強している方に
気を付けていただきたいのは
太陽が〇座で◎ハウスだから
金星に〇星がハードアスペクトだから
「この配置だからこうなる」
と因果で学ぼうとすると
すぐに解釈の限界が来るということ。
「この配置だからこうなる」
というパターン化する教科書があることで
占星術初心者の学習効率は上がります。
自分のことも、人のことも
すぐ読めた、わかった気がします。
しかし、
パターン化に固執・依存して
ホロスコープを読み方をすることは
自ら考え、解釈を生み出す
訓練を放棄する、ということ。
沢山の人のホロスコープを拝見すると
自分が学んだパターンに
当てはまらない方に出くわします。
その時に、自分の学習過程で
サイン、天体、ハウスに与えた意味を
一度横に置く必要があります。
目の前の方と対話しながらお話しの内容と
ホロスコープ上の情報の
共通点を見出していきながら
その方にとって光となる視点と
理想実現のための行動策を提案する力が
ある程度のプロに求められるものです。
また
安易な吉凶や宿命論をもちだすことは
先生や教科書という
権威の言葉、思考、価値観に
自己肥大した結果
自ら考え言葉を紡ぎ
第三者に伝えることを
放棄することを正当化するもので
己の限界を隠して
権威性を守ろうとするときに
お客様へのアドバイスが
呪詛となるといえるでしょう。
⚜️占いを「呪縛を解く」ツールにするために
なので、わたしは
自分の言葉をお客様への呪詛としないため
わからないことは分からない
とはっきり伝えます。
占いという科学的に証明できず
人の心に大きな影響を与えるものだからこそ
出来ないことをできないというのも
プロとしての責任です。
しかし、私自身も過去に
呪いのようなアドバイスを
してきた可能性も多いにあります。
だから今、占い師の自分に課しているのは
自分の言葉がお客様への呪詛とならぬよう
日々意識と思考を鍛えること。
自分が恐怖や嫌悪を感じるものがあったら
すぐには無理でも
そのものの本質や構造をとらえ
理解しようとする
勇気と客観的視点をもった検証を
心がけています。
全ての天体配置に恩恵がある。
という前提でホロスコープを読むためには
吉凶をこえた視点で
この世界を、自分に起きることを
観察する訓練も必要になります。
こういったことを丸っと教えていたのが
4時間×7回でホロスコープを自らよみ
第三者に伝える能力を鍛える
西洋占星術講座基礎編★
というもの。
解釈の表現力まで鍛えるため
受講者さんからは全然基礎じゃない!!
と言われてきました。
なので、内容を改定して
プロ養成講座としてリニューアルし
現在、プログラムを作成しています。
秋から冬に開催できたら、と思っています。
☆
ホロスコープは
すべての方が学ぶ必要はありません。
なによりも
私は気軽に占星術を
教えることができません。
本気で学ぶ意欲がある人にしか
教えたくありません。
刃物を便利なツールにするためには
練習が必要なのと同じで
占星術をはじめとした占いは
呪詛をかけるにも
呪詛を解くにも使えるものですから
注意深く丁寧に学ぶ必要があると思います。
御自身の今の状況に限界を感じてる
一般的なアドバイスではどうにもならない
他では相談しにくい悩みがある
という方は
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