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弘法大師が広めて人々を救った榧(かや)のブレスレット
榧(かや)の木は『瑞祥(ずいしょう)の木』と呼ばれ縁起が良く、神社の境内等で、御神木として扱われています。
■弘法大師が広めた万能な榧
榧は縄文時代から存在し、その実が食べられていたそうです。
そして平安時代に榧の木を日本各地に伝え広めたのは弘法大師と言われています。
栄養豊富な榧の実は凶作に備え貴重な保存食料や漢方に用いられ、実から採れる油は食用や燃料としても使うことができます。
貧しい集落に種をまき、生計の糧になるよう人々に教えて救われたそうです。
和歌山県九度山町の町石道近くに「榧蒔石(かやまきいし)」というのがあります。
■榧蒔石(かやまきいし)
弘法大師がこの道を通り高野山まで登る途中、当時の山崎の集落の貧しさを見かね、この石の上から榧の種をまきました。
榧の木はアクが強く、虫に食われることもなく、成長に大変時間がかかることから、歪みも少なく木材として大変優れており、現在でも基盤の材料や住宅の柱材に使われているほどです。
また、実は、油分を多く含み、食用としても、搾って燃料としても使えます。
山崎の地はこの榧の木のおかげで大いに栄えたと伝えられています。
本来、この石は今より大きなものでしたが、昭和の初め頃、作業道を作るために一部が取り除かれました。
和歌山県(世界遺産高野山町石道 解説立て札より)
また、厳しい寒さの高野山でも凍らずに使える灯明の油として使えるように弘法大師が手配したいう説もあります。
■槇万年、榧限りなし
優れた耐久性があることから『槇万年、榧限りなし』と呼ばれ、時間とともに色艶が増します。
特有の上品な香りがほのかに漂い心を癒やします。
■身に付けるお守りとして
万能で人の役に立つ縁起が良い榧は「瑞祥の木」とも呼ばれます。
榧の寿命は1,000年にも及ぶため、「長寿の木」とも呼ばれ福徳長寿のお守りや贈り物に喜ばれます。
木の温もりを生かしたシンプルで上品なデザインに仕上げたブレスレットです。年齢性別を問わずお使い頂けます。
石のブレスレットのようにヒヤっとせず、軽いので手首への負担が少なく、優しい付け心地です。
高野山の実店舗の店頭、インターネットでお求め頂けます。