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偏差値40未満の高校に通う僕が医学部を目指すらしい。【自己紹介】

こんにちは、青井です。

初めの記事ということで軽く自己紹介と医学部受験を決意するまでのお話をしておきます。

僕は今偏差値40未満のド底辺高校に通っている高校2年生で、文字通り中学の問題児寄せ集め高校という雰囲気です。

そんな僕が今年の夏に本格的に医学部受験の勉強を始めました。



少し遡って高校1年の春。

僕にとって、高校に行くこと自体が遊びでした。
授業中は皆でフリートークの時間だし、お菓子を投げ合っていたり、tiktokを撮影し出したりする生徒もいます。

最初は怒ってくる先生もいたけど、何せ授業を聞く生徒は居ません。今やもう完全放置です。

っていうか、先生もこんな学校じゃやる気出ないんだろうなと思います。

あぁ、今日も自由だ。

1ヶ月も経てば高校生活にもだいぶ余裕が出てきて、クラスの友達とほぼ毎日遊びに行くようになりました。

カラオケ、ゲーム、街をぶらぶら。

夏休みに入るとさらに自由で、何も考える必要が無い日々が続きました。

お祭り、花火、海、BBQ、カラオケ、ゲーム、街をぶらぶら。

ちょうどこの頃、初めての彼女も出来ました。(2ヶ月で別れました笑)

今日も、これからもずっと自由。

そんなこんなで1分も勉強することなく夏が終わりました。

学校が始まっても、特に苦痛ではありませんでした。

何せ学校は半強制的に友達と集まることが出来るし、勉強とは程遠い世界だったからです。


今思い返すと、ちょうど9月頃から、何かこう、遊ぶことに疑問というか、言葉に表せないようなモヤモヤがあったんだと思います。

11月も終盤に差し掛かった頃、ほんっっっっっとうに今までこんなことは一度も、1ミリも考えたこと無かったのですが、

「え、いやこれ何してんの俺。将来どうなるの。」

何故か分から無いですが、本当に突然脳裏にこの言葉が浮かびました。

将来を良くしたい。

この漠然とした考えでたどり着いたのは勉強することでした。

今思うと、宿題しなさい、勉強しなさい。
割とこういったありふれた言葉が、勉強をすれば将来が良くなると思わせてくれたのかもしれません。


それから僕は「よし勉強だ!!」ってアホなので素直に勉強を始めるんですよね。

とはいえ人生で1番勉強したのは小学生の時の漢字のテストくらい。

あの頃はまんまと先生が作った漢字マスターシートに騙されて、「仙人」の称号を目指していました。笑


ただ勉強をすると言っても何をどっから手に付ければ良いのか、まじでこれを考えるだけで辞めそうになりました。


取り敢えず高校の教科書はどの教科も難しすぎるし、中一のワークから始めることにしました。

この時初めて本屋さんに自分の意思で行ったんですよ。

中学生の学習参考書コーナーで中一って書いてる数学と、中学英語の参考書を買いました。

なんかやる気だけはあったので、早速家でやってみることに。。

白目むいて死にましたね。


文字を読むのがしんどすぎる。

あぁがちか俺。中一より頭悪いんかって。

シャーペンへし折って(ない)その日は寝ました。



しかしこの問題は次の日には解決していて、
「そうや動画見ればええやん」ってなったんですよね。

授業中はいつも友達と喋るか永遠にYoutubeを見ていて、何なら家でもYoutube見まくりで、「Youtube大好きな俺がYoutubeで勉強したら最強や!」ってアホすぎる考えで勉強を始めました。


何かを見ときたいっていうスマホ依存な僕は、それが授業動画だろうと関係無かったのか、意外と頭にも入ってきました。

にしても「とある男」こと葉一さん、がちで神すぎる。

中学と高校の全教科の授業動画、しかもわっかりやすい。

そんなこんなで葉一さんの動画を授業中に永遠見てました。


でも、勉強をしてるってのが恥ずかしくて、授業中友達に絡まれたら絡み返すし、休み時間は騒ぎまくるし、遊ぶ時はバレないように葉一さんの板書を撮ったスクショを見たりしてました。

基本購入したワークは家でやるしかないので遊びから帰って22時ぐらいから2時間は絶対にやるって決めてました。

この頃のモチベーションは将来を良くする!本当にこれだけだったのに何で勉強できたのか。。


でも辛いと言うよりは、「もしかして俺このまま将来良くなるんじゃね?!」って思いでいっぱいだったように思います。


まぁ数ヶ月ぐらいしたら気付くんですよ。

「え、んでどうすんの?!」って。

寧ろよく何も疑わずに数ヶ月持ったな。

いや、うん。確かに勉強をするのは良い事なんだろう。

でも、僕はこのままどこに向かって行けば良いんだ。


約4ヶ月で中2までの数学と、中学英文法のワーク、中一理科と社会(今思うと理科社会はやらなくて良かった)を一通り終えて、さすがに勉強もだるくなってきました。


ここで、「あ、、もしかして、大学受験があるから、勉強をしたら将来が良くなるんじゃね...?」

ってことに気付きました。

だから大人は無意識的にも勉強しろって言うし、勉強するのが偉いみたいな風潮がある。

というか僕にとって良い将来というのが、何故か勉強方面に向いているということにも気付きました。


もし、良い大学に行けるとしたら、。

それでやりたい仕事について、満足のいく給料、良い将来が手に入れられるなら、、


僕は勉強したい。


この時に改めて勉強することを決心したと同時に、医学部に行って医者になりたいと思うようになりました。

特に昔大怪我をしたわけでも、身内が医者に助けられた訳でもありません。

何かこう、人生の、「良い将来」の確約が欲しかった僕は医学部という道にただ惹かれました。


そこからもっと勉強をしたいと思い、人の前でも堂々と勉強をするようになりました。

最初は中学のワークを広げる僕をからかう奴も居ましたが、

1ヶ月もすれば絶対分からんのに横から一緒に解いてあーやこーや言ってくれる奴とか、応援してくれる子も出てきて、

なんだ、勉強って恥ずかしくないなってその時に思えました。

それでも勉強に全振りするのはきつくて、

結構な頻度で友達と遊んでいました。
でもこれが良いリフレッシュになったと思います。


そんなこんなで勉強を始めてから8ヶ月、高二の夏休み終わりに中1から中3までの数学と英語と理科社会、全てのワークをやり終えました。

葉一さんの中学の授業はがちでほぼ全て見ました。

定期テストも自然と勉強するようになり、各教科の学年の平均点は20点未満ばっかりなのでそこまでいい点数では無いですが、高二の一学期に学年1位を取ることが出来ました。


さて、僕の医学部受験はこっからが本番です。

残り1年と4ヶ月。

やっとスタートラインに立ったけど、きっと周りの小さい頃からエリートな医学部志望は遥か先を行ってるはず。


高校の勉強を始めて2ヶ月、ようやくペースを掴んできた。

僕はド底辺高校からこのまま突き進むし、絶対に医学部に行く。

ふと感じた将来の不安、勉強をしてこなかった過去への後悔。

色んな思いはあるけど、何よりこの勉強をしてる毎日が楽しい。

がちの底辺でも自分の力で人生変えてやるよ。

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