布教のための書物を気軽にコピペできる形で無料配布すべきか
最近、私は紙の本やDRMがついた本をなるべく買わないように気をつけている。
DRMというのはKindleなどの電子書籍ストアで購入したデータについたデジタル著作権管理と呼ばれる暗号化処理のことである。
紙の本を買わないようにしてるのは、森林資源を守るためだ。
DRMつきの本を買わないのは、愛用の富士通の電子書籍リーダーQUALDERNOはPDFしか対応してないため、好きな端末で読む自由がないからだ。
こういった状況で、論語に関する本を読むのは難しい。
論語に関する本は、紙かDRM付きの電子書籍ストアでしか購入できないからだ。
そうなると自分の希望を諦めるか、非常に限られた著作権切れされネットで配布されているものから選ぶしかない。
(四書五経は読むべきというなら書き下し文と現代語訳をネットで無料で配ってあって欲しい…)
論語に限らず、こういった布教の核となるような古典の現代語訳は、多くの人に読んでもらうために、ネットで許可なくデータを共有できて、音声や映像に翻案できるものが必要であると思う。また当然、最新で高品質なものが良い。
印税が入らないと困るなら、寄付型クラウドファンディングで代替できないだろうか。
私たちも将来の構想として、神社お寺の資料保存のためのデジタル図書館や、専門用語のデジタル辞書などを度々検討している。
でもやるとしたら、もう1段階ホトカミを大きくし、広告収益によってもっと利益があげれるようになってからだろう。
さてここまで書いていて思い出した。
「ホトカミでは広告を募集しているが、これを常時開設中のクラウドファンディングのような文脈にすることができないか」
というアイデアを、社内に提案しようと思っていたのに昨日の会議で言いそびれていた。
もっと黒字を広げていけば、自分の知っているものすごく優秀なエンジニアを神社お寺業界に引き抜き、留めておくこともできる。
日本中で、優秀なデジタル人材が不足している中、優秀なエンジニアを見つけてきて、引っ張ってくることができるのは、この界隈では弊社くらいではないだろうか。
PVアップとその収益化のために、よりモチベーションを高めていきたい。
エンジニア 小沼晋
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