【桑名宗社（春日神社）@三重～まちづくりに繋がる神社～】今月で17回目となる、ホトカミサポーターさんの健康と幸せをご祈願
神社お寺の検索サイト「ホトカミ」運営代表の吉田です。
令和6年11月のサポーターさんの幸せと健康の御祈願は、
三重県桑名市にある、春日神社さんにお願いしました。
※ホトカミサポーターとは、毎月500円からホトカミを応援する制度。現在350名を超えました。
桑名宗社（春日神社）さんとホトカミのつながり
十数年前、23歳の若さで後を継がれた不破宮司。
数年前よりホトカミに登録してくださっており、
三重県の神主さん向けに講演させていただいたときに声をかけてくださったことがご縁で、今回のご祈祷をお願いました。
ほんの数年前までは、お母様と二人三脚で神社を守ってこられましたが、
ここ数年でお参りの方が増えて神社がにぎわい、
今はさらに多くの方と神社を守っていらっしゃいます。
桑名宗社（春日神社）さんの特徴
とてもユニークで面白いのは、2つの別の神社が一体となっていることです。
ホームページを見てみると、
「桑名宗社は桑名神社と中臣神社の2つの神社からなる、
全国的にも珍しい神社とされています。」と書かれています。
桑名神社は、桑名最古の1900年もの歴史をもつ神社です。
中臣神社は、藤原の祖、中臣鎌足さんの中臣で、奈良の春日大社とも同じ神様がおまつりされています。
「合祀されているだけでは？」と思われるかもしれませんが、
なんと宗教法人の法人格も別々なのです。
建物も一体となっているようで、別々でもあります。
しかし、ご祈祷を受けた拝殿は一体となっています。
江戸時代までは、それぞれの神社の宮司さんも別々だったそうです。
そんな春日神社さんのを見どころを3つに絞ってお伝えします。
桑名宗社（春日神社）さんの見どころ
①御朱印の種類が豊富
御朱印帳に直接書いていただける御朱印がたくさんあります。
なんと誕生日にはお名前も書いていただけます。
②宝刀村正を鑑賞
眺憩楼（ちょうけいろう）という建物で、宝刀村正を鑑賞できます。
宝刀村正は、ふなっしーさんの地元である千葉県船橋市で研磨されていることもあり、ふなっしーさんもお参りされているそうです。
お参りされたら、ぜひご鑑賞ください！
建物も、明治天皇が滞在されたお部屋があったり、すごいのでホームページもご覧ください。
③伊勢の国の玄関としての、立派な鳥居
境内から徒歩数分のところに、式年遷宮ごとに伊勢神宮宇治橋の鳥居を移して建て替えられている鳥居があります。
今でも式年遷宮の度に、木曽ヒノキが集結します。
ちょうど来年がそのタイミングだそうです。
伊勢の国の玄関といわれる場所に鎮座し、伊勢神宮とのゆかりが大変強いことがうかがえます。
伊勢神宮の雅楽も、春日神社さんゆかりのものだといいます。
明治に入って、伊勢神宮でも一般の方の参拝を受け付けるようになりました。
御師がいなくなり、神宮としてどう対応するか模索するなか、
繋がりの深かった春日神社がご縁を繋いで桑名から雅楽の専門家を輩出し、現在の伊勢神宮の雅楽につながっているそうです。
こういったお話もしっかりホームページで紹介されていて、読んでいてとても楽しいです。
最後に、宮司さんに今後の展望をお聞きすると、
「まちづくり」を掲げていらっしゃいました。
かつては東海道五十三次のなかでも、熱田の次に旅籠が多く賑わっていたそうで、現在も歴史あるお店が残っています。
その伝統や歴史を生かしながら、地域のために貢献して、神社も中心となってまちをつくっていくんだ！と強くお話されていたのが印象的でした。
境内にもとてもきれいなカフェ・レストランがありました。
神社がにぎわい、お店もにぎわい、仕事が生まれ、活性化していく、エネルギーを感じられました。美味しかったので、皆さんもぜひ行ってみてください。
桑名宗社（春日神社）さん、不破宮司、ありがとうございました！
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