旅行記:山口県編

いちばん最初の記事で「主に旅行のことを書きます」みたいなことを書いておきながら数日経ってます。やっとやっと書けます!書きます!

山口県に行ってきました!中学生の頃、中原中也のサーカスを読んで、それが面白くて面白くて、中也記念館があることを知ってからずっと憧れてました。この前、本棚に埋もれていた中也詩集を読んだら、あれこんなに面白かったっけ、って思って、中也に会いに行きたくなったので会ってきました!

岐阜を出発したのが2/23日曜日で、1泊2日旅行だったのですが、次の日が休館ってことをギリギリに知って時間結構危なかったです笑
岐阜から山口って、新幹線を使って3時間くらいなんですけど、出発が遅れたのと、駅から中也記念館が近くないことで、間に合うかな!?ってソワソワしてました笑何とか間に合って良かったです。

駅に種田山頭火さんいました
種田山頭火さんって山口なんだ

新幹線で山口県に着いて、電車で中也記念館の最寄り駅まで行って、電車をおりてみると、すごく静かなんですよね。田舎出身で静かさには慣れてる私でさえ田舎だな、静かだなって思いました。風がすごく冷たくて、雪も舞っていて、指が風に刺されてるみたいにキリキリ痛かったです。イヤホンを付けずに歩くと、人の喋り声とか車の音とかよりも、観光客のキャリーケースの音が目立つくらいの静かさでした。

何も無い 町に中也は 生まれけり

私、中原中也の作品は読んだけど、人間としての中也は記念館に行くまでほぼ知らなくて、へぇー!って思うことがいっぱいありました。展示されていたのは、中也の人生がわかる年表と、中也と文学仲間の間で交わされていた手紙のレプリカ?でした。当たり前のことですが、中也のことを書いたネット上の普通の記事よりも、記念館の方がやっぱり詳しくて、手紙には詩人としてではなく人間としての中也が見れて面白かったです。あと中也は短歌から文学の世界に足を踏み入れたのは初めて知りました。何首か展示されてたけど、もっと読みたいです。

1階には中也の年表と手紙が展示されていて、2階には中也のことを知れるビデオが見れたり、中也の人形が飾られていました。ボタンを押して動く人形だったので動画を撮ったのですが、noteには動画をアップすることができないって、今知りました笑
とっても可愛い顔した人形でした

ホテルに一泊して、次の日は岐阜に帰る前にケーキ屋さんに行きました。本当は朝早く起きて中也墓参りとケーキ屋さんの両方行きたかったのですが、寝坊しちゃって、しぶしぶケーキ屋さんだけになりました…。

すっごい可愛いケーキとプリンがいっぱいありました!ギフト用のドーナツとかクッキーも売ってて、家の近くにもほしいケーキ屋さんでした。いちごのケーキがいちばん高かったのですが、それでも500円。ドリンクなしだと、ケーキを2つ頼んでも1000円しないのは安い。めちゃくちゃ美味しかったです。紅茶も売ってたので買いました。あとで飲みます。楽しみです。


山口県旅行、時間も予算もなくて行きたいところ全部行けたわけではないですけど、中也記念館は行ってよかったし、ケーキもすごく可愛かったです。金子みすゞ記念館と中也墓参りに行けなかったのは残念。また来ます!




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