五年ぶりに流行りを体の中で繁殖させた、と、思われる。とにかく養生したい。
きのう、からだが痛い、寝ている間に夢の中で動き回っていたのかな、などとなど無邪気に空想していたら、食欲がまったくなくなり胃がムカムカしだした。悪寒もしだした。ああ、これはあきらかに、風邪か、いま流行りのアレか、ともあれなにかに感染したことは間違いないようだ。痛みも、腰とか膝とか手首とか、あきらかに関節に集中しはじめて、といって喉が腫れているわけでもなく、なんであれウイルス性のものかなと想像した。
それで、休もうか迷いつつ短時間だからと、放課後クラブでの勤めをなんとか終えて、帰宅後ずっとこたつにはいって水分だけ口にして今日になった。丸一日食べていないが食欲はまだほとんどない。体温計がないので熱は測っていないが、おそらく悪寒は消えたのでいまは平熱なのだろう。それにしてもアレであれなんであれ、流行性の感冒というものにかかったのは、ほとんど記憶になくて、それこそ五年ぶりくらいかもしれない。
幸い、今日を含めてまた三日の休みがあるので、ゆっくりしていようと思う。食べたくなければ食べなくてもいいし、水分だけとっていればなどと思う。軽い断食みたいになってもそれはそれでいいかもしれない。実際、関節痛が消えてきたいま、からだはすごくラクな感じだ。単純に、からだに入っている固形物の量が減って軽くなっているのが実感できる。
まあ、せっかくの、しかもだいぶ久しぶりにもらった不調だ。。痩せ我慢だが、回復をたのしむことに、しよう。