セルフインタビューと攻める姿勢
元々、ひとに合わせるのがあんまり苦ではない人間。
そこに子どもが産まれて、自分の思い通りに行かないことばっかりの子育ての中で、さらに「自分はこうしたい」をおさえる訓練をひたすらしてきた感がある。
トイレ行きたいけど泣いてるから後でいいや。腕痛いけど抱っこしないと泣くから抱っこしよう。ドラマみたいけど子ども寝かせないとだから無理か。
数えればキリがないけど、こういうちょっとした我慢を、そんなに嫌だと思わずに生きてこれたのは元々の性格があってだったのかな。
子育てあるあるかもしれないけど、この状況からいきなり解放されると、「自分」が「どうしたい」か、ほんとに笑えるくらい分からない。
自分の気持ちを聞き出して、選ぶ。これってほんとに、大事なことなんだと思う。
まずは、こうしないと、すべき、ではなくて、こうしたい、の方をきちんと自分に聞き出す。
ここまでが最近私が少しずつ訓練してきたこと。
今日何食べたい気分?誰に会いたい?どっちが好き?出来るだけ自分に問いかけるセルフインタビュー。
ここから、もう一歩。
自分に聞き出したやってみたいことをできる限りやれるように動く。
この段階に行くようにしたいなぁと最近ぼんやり思っている。
子供が小学生になって、今まで夏休みはなんとなく後ろ向きにとらえてたけど、今年は(年齢もあるけど)あと何回、子どもと一緒に過ごせる夏休みがあるんだろう。一緒にやりたいこと出来るだけやって、行けるとこ行こう。と思えた。
どうせなら自分も一緒に学びたいな〜と思って、この夏はみつろうラップやプログラミングロボットの講座を子どもと受けた。
普段なら諦めてた私の好きな絵本作家さんの展示にも子どもと足を伸ばした。
毎日をやり過ごすんじゃなくて、何となくちょっと攻めていこう、と。
欲望に対してすぐ諦めがちな私には、意識して攻めてくくらいがちょうどいいかもしれない。
そういえば学生の時の部活で、「攻めてこー!」て大声で叫んでたな。(バレーボール部)
攻めて守って、守って攻めて。
なにごとも、訓練が必要じゃ。。
「攻めてこー!」